「SheBelieves Cup」アメリカ戦、新しい攻撃の意図は垣間見せてもらった…

日本時間昨夜、深夜過ぎから行われた「SheBelieves Cup」のアメリカ戦、なでしこはキックオフ30秒(?)で清家の右からの対角線シュートで先制したが、前半のうちに強烈な(ゴールキーパーの山下が一歩も動けず…)ミドルを叩き込まれ、後半にPKを取られて1-2の敗戦となった。
キックオフ直後の限られた時間ではあったが、大きなフィード、縦へのフィードという、明らかに新しく意図していた攻撃が見られた。

スタートは4バック、JFA公式サイトでも谷川がアンカーの4-3-3という書き方をしているが、中盤センターに長野と谷川、その前に長谷川、右に清家、左に藤野、トップに植木という4-2-3-1に見えたが。
ゴールシーンは、まず最終ラインの熊谷が右サイドの清家を狙った速いロングフィード、、、これはカットされ跳ね返されたが、拾って谷川へ付け、谷川がワンタッチで左足で清家が裏抜けするフィードを繰り出し、そのまま清家が持ち出してファーポスト内側に当たってゴールインする見事な対角線ショットを沈めて先制。
その後も、最終ライン(センターバック左)の南から清家へ大きなサイドチャンジもあったり、谷川が随所でポテンシャルを発揮、新しい攻撃の意図を見せてもらった印象。
谷川はフィジカルコンタクトでもアメリカ選手にまったく負けることなく、フィードやパスも有効。もう谷川を中心に中盤を構成するべきではないか。

試合の方は10分あたりから、先制されたアメリカがハーフコート状態で支配。日本は辛うじて失点を防ぐ展開。
だが20分過ぎ、ビルドアップが乱れて中盤でルーズボールになったところ、長谷川が先に拾ったんだが簡単に競り負けてしまい、そこからバイタルエリアから前述の豪快ミドルを叩き込まれて失点。

後半、日本は谷川、清家、守屋を下げて3枚替え、3センターバックないしは5バックに。3センターバックの右に古賀が入り、杉田が左ウイングバックに、中盤センターは長谷川と長野、前線は浜野と藤野の2シャドーの配置。
これはテスト、お試しの意図を十分感じさせたが、谷川はもっと見たかったところ。
長谷川唯はマンチェスター・シティでもやっている中盤低い位置の方が、プレーしやすいようだ。だが、この中盤センターだと強度が苦しいのが難。

アメリカに押されまくりながら1-1を推移したが、75分あたりに杉田がPKを献上、これを決められて1-2に。そのままタイムアップとなった。

藤野や浜野は、アメリカ相手の試合になると厳しい。ぶっちゃけ、谷川がもう1人居れば、中盤も相当楽になんだが、なんなら明確に中盤センター2枚(2ボランチ)にして、熊谷と谷川を置くとか???
熊谷のボランチは使い物にならんという結論に至っていると思われるが、2枚なら行けるんじゃないか。アンカーをやらせようとするから難しいのであって。
いずれにしても、谷川といい古賀といい、そういう力量のある選手が出て来ているんだし、そろそろ外れてもらってイイ選手が何人か居るんじゃないかね。誰とか誰とかとは書かないが。

なおこの試合、5万を超えるアテンダンス。日本ではたとえアメリカ戦でも絶対こうは行かないだろう。こういう部分でも日本の女子フットボールの明日は何処にあるんだろうな。

「JFA TV」フルマッチ配信

カテゴリー:2024ナショナルチーム(日本代表), 女子サッカー

▲ページのトップへ

CALENDAR

       123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

 2026年01月 

Total Ranking

  1. 今週末の「ジーコ・オールスター」はBS-TBSで録画中継あり…(2025.07.23)
  2. 2025年のゴールドカップにサウジアラビアが出場???(2024.11.23)
  3. 2024-25シーズンと2025-26シーズンのACL「ファイナルステージ」はサウジアラビアでのセントラル開催なのか???(2023.12.05)
  4. 田中碧、アンパドゥとの中盤センターで…リーズ、首位奪回。(2024.12.31)
  5. Jリーグ「秋春制」以降の2026-27年シーズン最終盤5月は7試合の過密日程???(2025.05.09)
  6. ベルギーリーグ、レギュラーシーズン終了…シント・トロイデンは「プレーオフ3」で残留をめざす。(2025.03.19)
  7. 小野伸二のトラップにマジ感動した…@ウルトラマンDASH(2025.01.06)
  8. イギリス労働許可証の格付けが(1グレードだが)昇格。(2023.06.19)
  9. はぁあ???「FIFAインターコンチネンタルカップ」ってなんだよ…(2023.12.19)
  10. フットボール(サッカー)界、結構言いたい放題されてんだが何ともしようが無いのか…(2024.03.20)
  11. 2024-25シーズンからのACL新フォーマット。(2023.08.15)
  12. 日本で陸上競技場からフットボールスタジアムへの改修がどれくらい進んで行くだろう…(2025.01.01)
  13. 天皇杯ウイナーのACL出場権は来シーズンから変更に。(2023.12.21)
  14. JFLも2026年から秋春制。(2024.12.21)
  15. メッシVSグヴァルディオルのシーンでのメッシのプレーに感嘆の至り…(2022.12.14)
  16. Jリーグ、2026年上半期「0.5シーズン」は新大会(?)(2024.05.09)
  17. 三笘、FAカップのリヴァプール戦で表現の仕様のないスーパーゴール。(2023.01.30)
  18. まるでサッカー人気が下火とか低迷しているように受け取られる言動は気をつけたいものだ。(2022.12.08)
  19. Jリーグ、2026年上半期の「0.5シーズン」の「特別大会」を発表。(2024.12.18)
  20. Jリーグ、2026年上半期特別大会特設サイトオープン。(2025.09.11)
  21. 【涙腺崩壊】Jリーグはこの動画をバズらせることができるか?(2022.12.24)
  22. 何故にアジアカップはユーロと同様6月開催じゃないのかって???(2024.01.03)
  23. 「キックインセレモニー」よりピッチ内でキックオフしたらどうかと…(2023.08.07)
  24. 何故か昨夜2006年6月12日の「カイザースラウテルンの悲劇」を再視聴した…(2023.06.20)
  25. やり返しておいたからな…的なカイセドと三笘の(控え目な)ハイタッチ。(2023.05.17)
  26. Jリーグ「秋春制」移行が決定したが、あまりにヌル過ぎる論拠・ビジョン…(2023.12.20)
  27. 2026-27シーズンから「U-21 Jリーグ」スタート。(2025.05.28)
  28. Jリーグ選手契約「ABC契約」見直し?? それはとても良い事。早く実現して欲しい。(2023.06.29)
  29. なでしこ、これが精一杯の戦いか…クォーターファイナルでオリンピック敗退。(2024.08.04)
  30. バーミンガム・シティ、岩田智輝の試合を久々に視聴。(2024.12.25)
  31. 「持続可能性なき建設」とは酷い言われようだなぁ。。。(2023.07.02)
  32. 渋谷駅にWEリーグの広告。(2023.07.18)
  33. DAZNが3年連続の値上げ。(2024.01.12)
  34. ワールドカップ・アジア最終予選(3次予選)オウンゴールの応酬でホームでドロー。(2024.10.16)
  35. ACLエリート(ACLE)のポット分けが発表に…ドローは今週16日。(2024.08.13)
  36. 某スポーツ紙が国立競技場の「芝」問題を。(2024.01.11)
  37. 女子ワールドカップ開幕。「FIFA+」で日本語実況で視聴OK…(2023.07.21)
  38. 2025シーズンのJリーグ開幕の翌朝、三苫の後ろ向き超絶トラップからのゴール。(2025.02.15)
  39. 女子ワールドカップ放映権問題、ヨーロッパは合意らしい…(2023.06.25)
  40. 恐るべしクロアチア。延長前半終了間際に失点するも追いつき、PK戦を制してセミファイナルへ。(2022.12.10)
  41. 「足元でチャカチャカやって何本もパスをつないで…」(2024.01.17)
  42. アタランタのアメーバのようなクモの巣のような守備@ヨーロッパリーグ・ファイナル。(2024.05.27)
  43. ヴァンフォーレ甲府、記念すべきACL初試合、価値あるアウェイでの勝点。(2023.09.21)
  44. ウン、これはナイスパフォーマンス…ミッドウイークの田中碧。(2024.12.12)
  45. 来シーズン「ACLE」「ACL2」出場対象はどうなる?(2023.11.07)
  46. 2025年:日本代表年間スケジュール。(2024.12.19)
  47. 「ワールドカップでまざまざと見えた身体意識の差」(転載)(2022.12.06)
  48. 一般紙でも来た、レッドブル社の大宮アルディージャ経営参画…(2024.06.29)
  49. ACL 2024-25マッチスケジュール。(2024.08.17)
  50. 「圧巻」の表現では足らない…「衝撃」の三笘の5人突破ゴール。(2023.08.20)

Recent Special Categories

Back Number

▲ページのトップへ