ベルギーリーグ、レギュラーシーズン終了…シント・トロイデンは「プレーオフ3」で残留をめざす。
2025.03.19
レギュラーシーンズンは全30戦を戦うベルギーリーグ1部。日本人選手が多く所属しているシント・トロイデンは第30節のアウェイでのルーベン戦で3-2で敗れ、レギュラーシーンズン14位で終わり、「プレーオフ3」(要は残留プレーオフ)で1部残留をめざすこととになった。
「プレーオフ3」は13位から16位(最下位)の4クラブでホーム&アウェーの総当たり戦を行い、4クラブのうち最上位のクラブは残留決定、2番めのクラブは昇降格プレーオフを戦う。
ルーベンVSシント・トロイデンをDAZNで視聴したが、ルーベンも(降格圏より上ではあるが)残留争い渦中であり、試合前の状況で降格圏にわずか2ポイント上回っているだけ。シント・トロイデンとも3ポイント差で(とはいえ、得失点差でシント・トロイデンを大きく上回っているので同勝点とされてもシント・トロイデンに抜かれることはないが)ルーベンとしてもこの最終節で勝利(勝点3ポイント)が欲しいところ。
そんなシチュエーションでのルーベンVSシント・トロイデン。ルーベンの日本人選手では大南がベンチに居るがスターティングラインアップから外れ、途中出場もなくフルタイムとなった。
序盤からシント・トロイデンのエネルギーの無さが気になる。で、15分も経たないうちにルーベンが先制。このまま前半終了かと思われた前半終了間際、ロングフィードをディフェンダーの頭越しの浮き球で抜け出し、ゴール右の角度の無いところからニアを打ち抜く思い切ったシュートで同点。フィールドプレーヤーには日本人選手3人がスターティングラインアップだったシント・トロイデンだが、このゴールに日本人選手の関与は無し。。。
後半、再びルーベンが追加点を奪い2-1。さらに60分あたりで一発レッドでシント・トロイデンは1人少なくなる。
だが、前半よりはアグレッシブさが出て来たシント・トロイデン。左からの小川諒也のクロスからのこぼれ球をゴール正面で藤田譲瑠チマがミドルシュート、、、味方に当たってコースが変わってゴールマウスに吸い込まれ(藤田譲瑠チマのアシストの形…)2-2の同点に。
1人少なくなって3バックから4バック(4-4-1の形)で応戦していたシント・トロイデン、、、試合終盤、左サイドから突破を許し、その流れからPKを与えてしまい、ゴールキーパーの小久保玲央ブライアンは思い切ってヤマを張って飛んだが逆を突かれて決められ再びルーベンがリード。
そのまま3-2でタイムアップ。ルーベンは残留圏を逃れ、1部残留となった。
シントトロイデンの左サイド(スタートでは左ウイングバック、1人少なくなって左サイドバック)の小川諒也だが、この試合でもゴールに繋がるプレーはあったんだが、私的には少なくとも2失点には関与となってしまった、、、と言わざるをえない風に見え、う~ん、、、私だったらこのポジションでは起用しないかなぁ。攻撃面での貢献は確かにあるんだが。。。
いずれにして日本人選手を多数抱える(しかもクラブ経営は日本人中心…)シント・トロイデンだけに、1部残留を願いたいところ。相当頑張らないと、って感じだが。
残留争いプレーオフでは、こちらも角田(カーディフ・シティからの再レンタル中)と藤井(ケガで離脱中)が所属しており、願わくばコルトレイクも1部残留を果たして欲しいところだ。
またルーベンは「プレーオフ2」(ヨーロッパ・カンファレンスリーグ予選への出場権がかかるプレーオフ)を戦うわけだが、完全移籍の明本と大畑(大畑はこの冬の移籍ウインドウで浦和レッズから加入)はともかく、川崎フロンターレからレンタル中の大南の来シーズンはどうなるんだろうな。買取オプション付きレンタルだったんではないかと思うが、買い取ってもらえるんだろうか。。。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン