田中碧、アンパドゥとの中盤センターで…リーズ、首位奪回。
2024.12.31
前節から中2日で開催されたイングランド・チャンピオンシップ。リーズ・ユナイテッドはアウェイでダービー・カウンティと対戦。
前節は疲労を考慮してスターティングラインアップを外れた(終盤に途中出場)田中碧は、スターティングラインアップ。それも戻って来たアンパドゥとのコンビの中盤センター、、、ま、予想どおりですな。
アンパドゥは前節のプレーを見させていただいたが(前節も途中で下がったのはロズウェルの方で、アンパドゥがフル出場)ま、王様っぴというか、グラウディオラですか(←もちろんプレイヤー時代の)っていう振舞いで(笑)交通整理(味方への指差し指示)も多発(笑)
アンパドゥがボールをさばく役割をしようとするので、これまで絶賛されていた田中碧のボールの配給なり散らしなり減、、、という感じはした。
田中碧とロズウェルだった時はロズウェルの方が前へ前へ出て、田中碧がアンカー気味だったんだが、アンパドゥはそういう立ち位置なり動き方ではないので、むしろアンパドゥが居ると周囲が(最終ラインなりサイドバックが)積極的に前へ出る、押し上げる、厚みが出る、、、という風に見て取れたが。。。
試合の方は何度もあった決定的なチャンスをリーズが決められず、相手のダービーの方はガチムチな選手たちのそういうフットボールで、手こずったもののようやく80分近く、ボール保持から左右に動かし、2列め中央の選手が(あえて空けておいた中央のスペースに)後方からズバッと入り込んでからのフィニッシュ。
そうそう、こういう風にね、中央の選手はそこら辺で待ってるばっかりじゃなくスペースを作る、あえて空けておく、っていうのが必要なんですよ。
この1点が決勝ゴールとなり、首位のシェフィールド・ユナイテッドがホームでドローに終わったため、リーズは勝点2ポイント上回って首位に返り咲いた。
ま、まだ半分消化したところで、先はまだまだ長いわけだが。
田中碧についてはそういうわけで凄く目立つプレーなりシーンは無かったかもしれないが、パスは多分ほぼミス無しではなかったか。味方の攻め上がり基調の中、相手のカウンターを阻止する手堅いプレー内容だったと言えるかもしれない。
前半、ミドルゾーンで密集してワチャワチャとボールの奪い合いになった局面で、上手いターンで密集を持ち出し、ただその直後に強く当たられてボールがこぼれた感じになったシーンがあったが、ルーズボールの体で味方が回収してくれた。
アディショナルタイムに田中碧は交替。アンパドゥはフルタイムのプレー。アンパドゥの扱いがよくわかるわけだが、今後もアンパドゥとの中盤センターということになるだろうから、その状況(条件)下でどういうプレーを見出して行くかってところですなぁ。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン