やり返しておいたからな…的なカイセドと三笘の(控え目な)ハイタッチ。
2023.05.17
先週末のイングランド・プレミアリーグ、アーセナルVSブライトンは後半にアウェイのブライトンが3ゴールを奪って快勝。これでアーセナルの優勝はほぼ消滅した一戦となった。
ブライトンの方はチャンピオンズリーグには届かないが、ヨーロッパリーグ出場権獲得にはまだ可能性を残す。ライバルより試合消化が少ないし。
この試合、スタートポジションで三笘はなんと右サイド。左サイドにはエンシソ。
ま、右利きの三笘は右サイドも普通にこなせるはずなんだが、なんかフィーリングが掴めてなさそうだったし、ケガ人が多いブライトンは右サイドバックは(前節に続いて)この日もカイセドだったし、ノーマルな状態での右サイドのプレー環境ではなかったが、ま、ほとんど何もしなういちに前半30分過ぎあたりにいつの間にか左サイドへポジション移動しておりました(笑)
左へ移ってからはいつもの三笘ぶり…アーセナルの右サイドバック、ホワイトをズタズタにして何度も好機を作り出し、期待どおり(もはやプレミアリーグ全体からの期待、というか…)のパフォーマンスで、ゴールもアシストも付かなかったが上々の評価。
そういう点もGJだったんだが、ブライトンのデ・ゼルビ監督は何故にスタートでは三笘を右に置いたのか、、、という謎が残る。
確かにマーチがケガで離脱中で、ブオナノッテをここに置いてもイマイチなんで、、、ということ。さらにアーセナルの左サイドバックのティアニーを封じるため(左ウイングのマルティネッリをカイセドに封じさせるためにも)とか、いろいろ考察できるだけだが。。。
スタートは三笘を右に置いて幻惑しておいて、途中から左へ移して試合途中から慣れる・対応する時間を与えずボロカスにやっちゃうっていう極めて高度な戦術、、、という噂(?)もあるが(笑)いやはやゲームじゃないんだから、そりゃ無いだろうけどね。
あと、もう1つのハイライトは、キックオフ直後にアーセナルのコーナーキックからの高く上がったボールの競り合いで三笘はマルティネッリにどう見てもカードものの暴力的なアタックを受けており、しばらく立ち上がれなかったんだが、それからほどなく、今度はカイセドが後方からマルティネッリをハードタックルで負傷させた(これもカード出ず…)シーン。。。
そしてこの後、カイセドと三笘がハイタッチ(ハイタッチというほどには「ハイ」ではなく控え目なタッチではあったが…)をやってるシーンが現地映像で抜かれておりました。
これをしっかり撮っていて、なおかつリプレイの中に何気にササッとインサートする中継スタッフの腕とスキルとイキなセンスは、こりゃもう日本が100年経っても追いつけそうにない。
そもそも、こういう中継スキルに感心なり目が行く感覚を、日本の中継スタッフや映像(中継・放送)関係者が持ち合わせていない(と言わざるをえない)からね。。。