「ワールドカップでまざまざと見えた身体意識の差」(転載)
2022.12.06
しばしば貴重かつ重要な示唆をいただく研究者の御方から、クロアチア戦が明けた本日午前中に早速以下のような内容をいただきました。
「スポーツ救急箱」( https://www.s-99.com/ )掲載のコラムより転載させていただきます。
こちらもどうぞ。(身体意識の差…について。)
https://kohs-football.com/4108/
「ワールドカップでまざまざと見えた身体意識の差」
サッカーワールドカップ、日本VSクロアチア。
日本は、現状の持てる力を出し切った。
日本サッカーは、この30年間で、世界でも例が無いほど、進歩してきた。
断トツ世界で一番盛んなスポーツのサッカーの歴史の中でも、今だかつて無いほど。
スキル
フィジカル
メンタル
タクティクス
あらゆる面で、世界に追いついてきた。
しかし、まだ、世界のトップクラスには届いてない。
その理由が、ありありと見えました。
それは、
身体意識のレベル!
選手の身体意識は、クロアチアの選手の方が、明らかに上。
試合を通じて、感じられましたね。
それが最後にまざまざと表れたのがPK戦。
クロアチアのゴールキーパーは、日本のキッカーよりも、優れた身体意識を持っていた。
恐らく、日本のキッカー達は、あまり入る気しなかったのでは。
選手のパフォーマンスの全てを支配するのは、身体意識。
身体意識を造り上げていく事で、選手の本質力が高まって、パフォーマンスは劇的に上がります。
トップとそうでない選手との本質的な差は、身体意識。
その論理とメソッドは、日本にあります。
スポーツ界はまだ、ごく一部しかそれに気づいてない。