ACLEセミファイナル…大方の予想覆し、川崎フロンターレがアル・ナスルを下しファイナルへ。

サウジアラビアによるサウジアラビアのためのACLエリート(ACLE)…川崎フロンターレは中2日(それも延長戦を戦っての中2日)で、中3日のアル・ナスルに挑んだセミファイナル。気温も現地32℃と伝えられる。日本から長距離移動して2戦めの日本のクラブにとってはキツイ条件。
川崎フロンターレは、佐々木は休ませたのは予想どおりだったが(右サイドバックあるうは左サイドバックのバックアッパー想定)センターフォワードに神田、中盤に大関を起用したスターティングラインアップは完全に想像の斜め上。選手のコンディションの問題はあっただろうが、それでも普通にはできないスターティングラインアップ。
キックオフ直後、いきなり最終ラインで高井が持ち出したボールがこぼれて裏へ通され対角線シュートを打たれたが、川崎フロンターレのゴールキーパー・山口がセーブしてコーナーキックへ逃げる。

フロンターレも序盤からシュートカウンターで惜しいフィニッシュシーンがあったりした後の10分、高井がミドルゾーンの大関へ、、、大関は胸トラップから左へ展開、、、マルシーニョのドリブリングからのクロスはヘッドでクリアされたが、右から中央へ入っていた伊藤達哉がロビングのように落ちて来たルーズボールをワンタッチで巧みな足首操作でゴール左上に突き刺してフロンターレ先制。
だが28分、左からマネの速いカットインから、さらにもう1つ右へ持ち出してからの強烈なシュート、、、コースに入っていた丸山に当たってディフレクト、、、ゴールキーパーの山口は触ったがセーブできず同点に追いつかれてしまう。
その後、クリスティアーノ・ロナウドのヘッドはクロスバー、、、デュランの右からの強烈なシュートはやられたかと思ったがゴール外(その前にオフサイド)というシーンがあったが40分、フロンターレは左サイドを持ち上がった三浦が中に入れたボールは味方に合わなかったが、こぼれたボールを伊藤達哉が鋭く右から中央に入って来て拾って前へドリブリングでゴールへ迫る、、、これはゴールキーパーに阻まれてこぼれたが大関がフィニッシュして2-1。
おそらく誰も予想していなかった(しかも伊藤達哉の2ゴールに絡むプレーと大関のゴールで…)フロンターレのリードで後半へ。。。

前半終了間際、2失点めを喫したところでサウジアラビア人選手2人を交替させたアル・ナスル。
フロンターレは大関と神田を前半だけで下げ(これも予定どおりだろう…)エリソンと脇坂に交替。
53分、右サイドから左へ振って追い越した山本悠樹がゴールライン際から絶妙なマイナスのグランダーのクロス、、、エリソンが中央に走り込んでおりドンピシャ、追加点、、、と思ったが、アル・ナスルのブラジル人ゴールキーパー、ベントが指先でわずかにさわってエリソンに届かず。。。最高の崩しだったが追加点ならず。
60分、橘田が足を踏まれて河原に交替。続いて64分にマルシーニョに替えて家長、、、伊藤達哉が左サイドへ。
75分、左サイド深い位置でエリソンがボールキープ、、、そのままコーナーフラッグへ向かって時間を使うと見せかけて、寄せて来たラポルテを一瞬のターンで抜き去りゴールライン際から浮かせた折り返し、、、家長が中央に入っていてワンタッチで沈め、3-1に。エリソンの頭脳的なプレーとテクニック、、、ラストパスをボール浮かせたのもゴールキーパーのベントの先の指先で触られたシーンを生かしたか???
このまま試合終盤へ向かうが、当然アル・ナスルは猛攻撃。87分、ペナリティエリア外から強烈なシュートを打たれ、またもや丸山に当たってディフレクトしたボールをゴールキーパーの山口がセーブできず3-2に。
その後も何度かヒヤッとするシーンもあったが、70分にファンウェルメスケルケン際に替わって右サイドバックに入った佐々木の飛び込んでのアクロバチックな守備もあったり、終了間際のクリスティアーノ・ロナウドのフリーキックとそれに続くシュートを山口が連続でセーブしたり、3-2で逃げ切り勝利。
川崎フロンターレが正直、予想外のファイナル進出となった。日本では深夜の大激闘・大奮闘…といったところだ。素晴らしい勝利。

しかし、この割り切った戦い方の中で、Jリーグの試合では見られないような思い切った(?)というか、各選手それぞれにポテンシャルを感じさせるプレーというか、そういうのが随所に見られるのは、日本の(通常の)フットボールが細かすぎ、緻密さを求めすぎ、なのかもしれないと考えさせられもする。。。
いや、だからといって、通常から割り切った戦い(だけ)やっておけばイイ、って話でも、そういうことを言いたいわけでも全然ないんだが。ま、ひとこと言うなら、我々が思っているより各選手それぞれの有している能力や力量やポテンシャルはもっと大きい・多いってこと。

さて、ファイルナルはまた中2日。日本時間5月3日深夜25:30(4日1:30AM)キックオフ。相手のアル・アハリは中3日。そして、これまたヤバイ選手ばかりの上に、アル・ヒラルやこの試合の対戦相手のアル・ナスルより組織的なプレーがある。
サウジアラビアの国の事業である(国としてのイベントとして行っている)今大会のファイナルが計画どおりサウジアラビアのクラブ同士の対戦とならなかったことで既にオカンムリであり、ましてや優勝を他国のクラブに与えるわけがなく、それくらい益々 “どアウェイ” の戦いとなる。日本の4月の気候から大移動して32℃の気候下での中2日の3試合め。もう疲労困憊だろうが、なんとか最後の頑張りを見せて欲しい、、、としか言い様がないです。

カテゴリー:Jリーグ, アジアン・フットボール2024-25シーズン, サッカー・日本サッカー総合

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