ヨーロッパ・カンファレンスリーグ、セミファイナル1stレグ、ユールゴールデンVSチェルシー。
2025.05.02
クオーターファイナルを、アウェイの2ndレグで小杉啓太のゴールで延長に持ち込んで逆転してセミファイナル進出を果たしたスウェーデンのユールゴールデン。セミファイナルはチェルシーとの対戦。
小杉とユールゴールデンがイングランドの強豪クラブに対して、どういう戦いを見せるか楽しみにしていた一戦。
小杉は左サイドバックでスターティングラインアップ。キックオフからユールゴールデンはサイドを起点に積極的な攻撃姿勢を見せる。小杉も早速左サイドをオーバーラップして深い位置からのクロスを入れるシーンも。クオーターファイナルでの同点ゴールが印象的だったのか、結構TVカメラに抜かれる小杉。。。
だが中盤の構成力では明らかに上回るチェルシー、、、10分過ぎ、右サイド(ユールゴールデンの左サイド)浅い位置から大外へ対角線パスを通し、ボールサイドに思い切って寄せるユールゴールデンの4バックの裏(大外)でフリーでサンチョが受けて、ワントラップからフィニッシュ。早くもアウェイのチェルシー先制。
この後、ユールゴールデンは中盤がやや腰が引けた状態になり、ミドルゾーンでボールをキープできなくなり、かといって最終ライン前のフィルターの用も為しておらず、、、チェルシーは前半終了間際に今度は左から右へ振り、バイタルエリアにパスを通されたところで小杉がラインブレイクしてプレスに行ったが空いたスペースに出されてフィニッシュを決められて2失点め。
あそこで小杉が行かなくてはならない点で、もう不利。
後半に入ると、チェルシーはすっかりユールゴールデンのサイドアタックを塞ぐことに成功。前半は何回かあった小杉のオーバーラップも、小杉の前に必ずチェルシーの選手が立つ形になってしまう。
ホームで2点のビハインドを負ったユールゴールデンが前がかりになっているところを突いて、チェルシーはさらに2ゴール奪取。4-0とする。
ユールゴールデンはクロスからヘッドで1ゴール返すが、1stレグは4-1でチェルシーの勝利でタイムアップ。
小杉は80分で交替。交替前には、左サイドバックの位置から味方に預けての中央を走り上がってペナルティエリア内へ、、、左サイドの味方がポケットに出したボールは相手ディフェンダーが先に処理しようとするところ、スライディングでボールを奪ってシュートを放ったが、味方に当たってしまいゴールへ届かず。
随所によいプレーを見せたが、やはりチーム力の差、個々の選手の力量の差は、まぁ明白であったかな。。。
スタンフォードブリッジの2ndレグで3点差をひっくり返すことは、ま、絶望的ではあるが、もう一度チェルシーと対戦できるわけで、小杉にはナイスプレーを期待して2ndレグも視聴したい。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン