クラブ・ワールドカップ、サウジアラビアのアル・ヒラル、マンチェスター・シティをゴールの報酬の末に延長戦で破る。

ACL(ACLエリート)ですっかりお馴染み(?)となったアル・ヒラル。今回のクラブ・ワールドカップ出場のアジアのクラブで唯一グループステージを突破(2位通過)して、ラウンド16でマンチェスター・シティと対戦。
アル・ヒラルは言わずもがな莫大な資金を投入して外国籍選手を集めまくって、このシティ戦のスターティングラインアップも(アタッカーのミトロビッチがケガで不在ではあるものの)外国籍選手が8人(サウジアラビア籍の選手は3人)という構成。
(ちなみにシティの方もイングランドのクラブだが、イギリス籍の選手は0人…)
アル・ヒラルはシモーネ・インザーギ監督就任直後だが、この試合ではインザーギ監督の基本フォーメーションである5バック導入。
序盤からシティが普通にボールを保持し、早くも5分過ぎにドクのクロスに中央でフリーでヘッド、、、そして9分、ゴールライン際まで抉ってフィニッシュ。シティ、あっさり先制。

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鹿島アントラーズVSファジアーノ岡山。

昨日行われた、首位を走る鹿島アントラーズがホームにファジアーノ岡山を迎えた一戦。今年4月にファジアーノ岡山のホームで戦った時は、ファジアーノが前半終了間際に先制ゴールを奪うことに成功したが、アントラーズが後半早い時間に追いついて、さらに逆転負して勝利をおさめた。
首位をキープし続けているアントラーズだが、私にはそれほどの充実感は感じておらず、むしろ他のクラブがちょっとね、、、というのが率直な印象。そもそもここまでで既に6敗もしておるしなぁ。だが、昨夜のアントラーズのパフォーマンスは素晴らしく、ファジアーノの前プレスを早くパスワークで無力化。球際、コンタクトプレーでもその瞬間のスピードでファジアーノの選手を明白に上回っており、さらにファジアーノの2枚の中盤底の裏にどんどん入り込んで、チャンスシーンを創出。それらが実ったゴールは18分の鈴木の見事な対角線フィニッシュ…

こういうパフォーマンスなら2016年シーズン(この年は2ステージ制で1stステージは優勝、年間勝点3位だったがチャンピオンシップで年間勝点2位の川崎フロンターレと年間勝点1位の浦和レッズを破り優勝…)以来のJリーグも大いに可能性アリ、Jリーグ優勝へ最短距離、と思わせるに十分な内容だったかと。

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クラブ・ワールドカップ、浦和レッズはグループステージ最終戦惨敗で終了。(つづき)

サウジアラビアのアル・ヒラルはメキシコのパチューカを2-0で破り、ザルツブルクを勝点1ポイント上回ってグループ2位でグループステージ突破を果たした。アジア枠で出場したクラブは唯一、アル・ヒラルのみグループステージ突破となった。東地区から出場した浦和レッズとウルサン(蔚山)は共に勝点0、UAEのアル・アインはグループステージで敗退が決まっていたものの最終節でモロッコのウィダード・カサブランカを破って初勝利、勝点3ポイント獲得。
ま、そんな目の前の結果はともかく、Jリーグのクラブおよび選手たちのレベルやクラスは明らかにアップしており、技術もテクニックも、プレー強度も、個人戦術も経験、そりゃ随分とアップしておりますよ。だが、モンテレイ戦で露呈された大きな格差というものは厳然と存在していることが確認。。。
だからと言ってショックというのではなく、JリーグおよびJリーグのクラブを下げるわけでもなく、だけどもう一度よく考えることが必要ですね、、、ていうところ。

モンテレイ戦直後のインタビューで関根が、、、
リーグの色が出た…
日本というリーグ(Jリーグ)はチームの構造を維持したまま戦って全員で守って攻める…
ただ、そうじゃないような個が強い相手には日常の文化の差が出た…
といったようなことをコメント。特に最後の部分がJリーグをディスったという反応もあったが、ま、フットボール文化とまでは言わない方が良かったかもしれないが(軋轢を生むので…)だが言いたいことも一定わかるし、文化とまで言わない方が良かったかもと書いたばっかしだが、確かにフットボール感であったり、それはとりもなおさず文化というかフィロソフィーの部分ではあるしね。
で、そういう部分は選手たちにだけ押し付けてるんじゃ、未来も将来何年経っても変わらないだろうな、と。
そもそも、日本のフットボールは選手に(だけ)押し付け過ぎだろうって。
ナショナルチームだって、個々の選手たちは海外でプレーして揉まれてきて相当に手ごわいチームになってきたが、それは選手たち個々の努力と研鑽によるものであってね。。。それでイイのかってこと。

今大会、(結果的にグループステージで敗退とはなったが…)ザルツブルクの試合を見ていて、これくらい攻撃特化(?)したような意識のクラブがJリーグにも幾つかあってイイんじゃないか、と書いたが、まぁそれも1つじゃないかと。。。
Jリーグを見ていても、天皇杯を見ていても、細かい部分では特徴や違いあるものの、日本のフットボール(サッカーだなぁ)というのはとっても強くあってですね、、、それはあってイイんですが、そこから先の味つけや特長なりの部分が少ない、、、というか。
そういう部分はコーチングスタッフ、あるいはクラブのフロント含めた <文化> 形成の部分だろ。
そこが追いついていない状況、次元かな。。。

クラブ・ワールドカップ、川村は負傷離脱、北野はベンチ入りも出場なしのザルツブルク、パチューカに勝利。

若くて有望な選手をビッグクラブへ輩出が基本イメージのオーストリアのザルツブルク。正確にはレッドブル・ザルツブルク。レッドブルグループ。RB大宮アルディージャも今シーズンからレッドブルグループ。
このメキシコのパチューカとの一戦も、ザルツブルクは個々の選手がエネルギッシュにプレーして来ることは予想されたが、そこはパチューカ、、、いなして肝心なところで試合を決めるだろうと思いつつ視聴。。。

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クラブ・ワールドカップ、浦和レッズの初戦(アルゼンチンのリーベル・プレートとの対戦)

12分にクロスから楽々と中でヘッドで合わされて失点。リーベル・プレートのサイドチェンジに少しずつ慣れては行って、32分にはセットプレーからヘッドでゴールネットを揺らしたが、オフサイドでノーゴール。前半0-1。
後半立ち上がり早々、自軍ゴール前でヘッドでのクリアが不十分(かつヘタクソ)が3つほど続いて格好のゴールキーパー・西川の前に舞い上がったルーズボール、、、これを(西川の飛び出しとクロスプレーになったが)ヘッドで沈められて0-2に。正直、クロスに対する中(中央)の守備対応がおそまつ。
その後、PKを獲得して松尾が沈めて1点差としたが、70分過ぎにコーナーキックからヘッドで合わせられ再び2点差に。そのまま1-3の完敗。黒星スタートとなった。

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天皇杯2回戦。

昨夜はNHK-BSをはじめ複数のネット配信を同時視聴。NHK-BSでライブ放送した柏レイソルVS東洋大学は、スコアレスで延長戦にもつれこみ(それまで数え切れないほど東洋大学のシュート決め損ないがありつつの)延長後半にそれまで何度もファインクリアを見せていた左サイドバックの山之内が攻め上がっての強烈なショットを叩き込んで遂に先制。山之内は柏レイソル加入が決まってるそうだ。さらにアディショナルタイムにもコーナーキックから追加点。2-0で柏レイソルを破った。
横浜F・マリノスはJFLのラインメール青森に序盤から何度も決定的なチャンスがありながら決められず、F・マリノスの右サイドを縦に突破されたところを引っ掛けてしまってPKで失点、さらに前半アディショナルタイムにはゴールキーパーからの右ワイド(F・マリノスの左サイド)へのロングフィードからトラップでマーカーを交わしてダイヤゴナルのクロス、、、ファーで沈めて大きなトライアングルのフィニッシュ。
後半はF・マリノスが主導権を握って時間推移するが1ゴールも奪えず2-0。実は内容的にも完敗の試合となった。

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昨夜のオーストラリア戦、アディショナルタイムに反転ファインゴールを食らい敗戦。

昨夜のワールドカップ・アジア予選、アウェイでのオーストラリア戦。日本にとっては完全消化試合。
多くの新しいメンバーを呼んだ今回。どういうスターティングラインアップにするのかと興味津々だったが、ゴールキーパーは谷、3バックは右から関根、渡辺剛、町田。中盤センターは佐野と藤田譲瑠チマ。右ワイドが平河、左が俵積田。1トップは大橋で、シャドーに鎌田と鈴木唯人。キャプテンマークは鎌田。

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怒涛の視聴週間スタート。

明日はワールドカップ・アジア予選、日本は消化試合だが、ワールドカップ出場権獲得に向けて勝つしかないオーストラリアとのアウェイ戦。(日本時間20:10キックオフ)
日本とイランはワールドカップ出場権獲得済みだが、アジア3次予選の3グループともワールドカップ出場がかかる大詰めの戦いであり、否応なく注視せざるをえない。オーストラリアVS日本が終了すると即座にインドネシアVS中国、さらに深夜から翌日未明というか早朝まで(日本時間25:00キックオフ、同27:15キックオフ)立て続けにアジア予選の視聴が続く。

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パルマ公式、鈴木彩艶…今シーズンのファインセーブ集。

昨日の日曜日はJ3のFC岐阜と高知ユナイテッドの対戦がナイトマッチで行われてDAZNで視聴させていただいたんだが、これこれ(笑)日曜日夜というのは岐阜もしくは群馬のナイトマッチを視聴して1週間が終わるというか週の締め括りというか(笑笑)
同意いただけるJリーグ・フリークの皆さん、多数いらっしゃると思います(笑)

本日のエントリーはタイトルのとおり。たっぷり5分38秒。

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2026-27シーズンから「U-21 Jリーグ」スタート。

Jリーグは昨日、かねてより検討されていた「U-21 Jリーグ」が2026-27シーズンからスタートすると発表。当初参加クラブは11クラブ。東西2リーグ制で実施するとのこと。
11クラブということだが、十数クラブが参加を表明していると伝えられていたが、スレスレじゃないっすか(笑)ま、それは冗談として、東西リーグ内でのホーム&アウェイの2試合と、東西別リーグとのホームorアウェイの1試合をこなし、東西それぞれのリーグ「上位」によるプレーオフを実施するとのこと。
さて、どういうことになりますか、様子を見るしかないですな。

セカンドチーム的なものではJリーグ創設時から(リザーブチームによる)サテライトリーグなるものがあり、途中で一旦終了になってしまい、復活したがすぐに終了。その後にはエリートリーグなるものの計画もあった。地域でリザーブリーグ的なものをやっていたこともある。
また、J3創設期ににJリーグU-22選抜が参加したり、J3にFC東京とガンバ大阪とセレッソ大阪の3クラブのU-23チームが参加した時期もある。
というわけで、セカンドチーム的な仕組みは(そう言ってよければ)いずれも頓挫ないしは試行的なもので終わってきたのがJリーグの歴史であり、新たにスタートするU-21リーグがどのようになっていくのか、見守るしかない印象。
日本では大学サッカーが他国にはない形で充実しており、大学サッカーとの連携というか混在を図るべきとも思うが(U-18ではやっているわけだが…)そこもどうなって行きますかね。。。
課題意識として19歳から21歳の選手の育成強化、フルタイムのプレー機会…等々といった課題に向き合わなくてはならないのは100%間違いなく、いわゆるポストユース年代と呼んでいる部分についてJリーグは(率直に言って)弱かった・脆弱であったことは実際のところ。これは選手だけでなく指導者やスタッフやフロントについても同様。(だから、Jリーグの育成組織で育った選手がそのままトップチームに上がらず大学へ行くケースも多いわけで…そして今後の移籍ビジネスにも関わってくるところでもあろう。)

ところで参加11クラブに、あれ…このクラブが居ない、、、という印象を普通に抱かざるをえない老舗クラブがあったりするんだが、そこら辺はどういう事情なんだろうな。

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