「さみしい」の言葉の中身はどんなさみしさなんだろう…
2024.11.02
今日のルヴァンカップのファイナル、6万4000以上発券済みとJリーグのチェアマンが言ったとかソールドアウトだとか報道されていたが、この大雨の中、アテンダンスは6万2517だそうで、よく入ったと思う。他所のように発券数を発表すればもっと多いわけだが。
ルヴァンカップも拝見したが、昨夜の「金J」(ACLE出場の関係で前倒し開催)の2試合、ヴィッセル神戸VSジュビロ磐田と川崎フロンターレVS鹿島アントラーズをDAZNで同時視聴したので、そちらを。。。
ヴィッセルは残留争い渦中で勝点3ポイントがどうしても欲しい(そして最近好調の)ジュビロを相手に、前半はスコアレスで折り返したが底力を見せて突き放して快勝。
一方、ホームのフロンターレは前半でアントラーズに3ゴールも奪われ、試合終了間際にフリーキックでようやく1点返しただけで惨敗。
フロンターレについては最後に優勝(もちろんJリーグ優勝のこと)した2021年の終盤から既に明らかに右肩下がりになっていて、昨シーズン(2023年シーズン)も試合内容が(正直なところをぶっちゃけると)実にツマラナく、今シーズンは言うに及ばず、といったところ。ケガ人が多いと言うが、確かにそうだが、そういう次元では全然ない。(試合を見ていて感じることは具体的には控えるが…)
昨夜のアントラーズ戦、先制ゴールはアントラーズへ移籍して今シーズンから前線(フォワード)ではなく中盤でプレーしている知念慶のヘッド。
試合直後の知念へのインタビューでは、さすがにインタビュアーの日々野真理さん、しっかりフロンターレについてのコメントを引き出し(ま、もっとストレートにかつてのフロンターレじゃないと思いませんか、、、とか聞いていただいてもよかったんだが…)知念からは「さみしい」という言葉も出ていた。
何に対してさみしいんだろうな。。。
もちろん、かつて何年も過ごした相手との試合ということで感傷的になる部分は大きいでしょう。
だけどそれだけじゃなく、知念がフロンターレに加入したのが2017年シーズンからで、2017年シーズンというのはちょうどフロンターレが急激に優勝を勝ち獲り始めた年。(最初の「タイトル」が2017年のJリーグ優勝)
知念がフロンターレに在籍した2022年シーズンまで(2020年はレンタルで大分トリニータでプレーしたが)4度もJリーグチャンピオンになっている。(←カップ戦はこの際カウントせず、で)
そんな時期・時代をフロンターレで過ごした知念にとって、このフロンターレの凋落ぶり、、、(まるでJ2のクラブの内容のような???レベルかも…)それが一番さみしいことだったのではないだろうか。。。
そんなことを思わされた知念のインタビューだったんだなぁ。