ユーロ2024…クロアチアVSアルバニア、アルバニアが好パフォーマンス。
2024.06.21
スペイン、イタリア、クロアチア、アルバニアのグループ。スペインVSイタリアは日本時間本日早朝に行われたが、1日前に行われたクロアチアVSアルバニアを。
両国とも初戦をロストしており、どちらも勝点3ポイントが欲しい一戦。だが普通に誰もがクロアチアが3ポイントをモノにすると思ってだろう、、、ところが。。。
キックオフ直後からクロアチアの理に叶った網の目を縫うように正確なパスを付けるアルバニア。デュエルでも意外な(?)技術とテクニックを発揮する。
まずはこれに驚き。。。
そうこうしていると10分過ぎ、右からアーリークロスを放り込みヘッドで合せてアルバニア先制。
その後もアルバニアは好パフォーマンスを持続。ダイヤゴナルのスルーパスからのフィニッシュ(クロアチアのゴールキーパー、リヴァコヴィッチが辛くもセーブ…)もあったり、再び右クロスからのヘッド(これもリヴァコヴィッチが防ぐ…)もあったり。
そして前半で印象に残ったシーンは、左サイドで背後から強く身体を寄せられプレッシャーをかけらえ、ややバランスを崩させられて片膝をついたが、その体勢から右ターンして抜き去ったシーンだな。。。
後半、さすがにアルバニアのペースもやや落ち、ビハインドのクロアチアが攻勢をかける。そしてようやく70分過ぎ、ゴールやや左でボールを受けたクラマリッチが巧みな切り返しからディフェンダーの股の下を抜く(&ゴールキーパーの逆も突く)同点ゴール、その直後に今度はゴール左、ゴールライン沿いを抉り、ゴールキーパーもつり出してのクロスはアルバニアのディフェンダーが身体に当ててブロックしたが、そのボールが味方ディフェンダーに当たってしまいオウンゴールとなり、クロアチアが逆転。
普通なら、苦戦したがクロアチアが辛くも逆転勝利、、、となるところだが、アルバニアは勇気ある戦いを継続。そしてアディショナルタイム、左サイドでボールキープからインナーラップでポケットを取りグラウンダーのクロス、、、見事な崩しで中央で同点ゴールを捻じ込んで2-2。このままタイムアップ。
クロアチアはよもやの2試合連続のドローで勝点1止まり。アルバニアも勝点1だが、得失点差(2ポイント差)でなんとクロアチアがグループ最下位で第2節終了となった。
クロアチアは変わらず技術・テクニックに戦術眼の高いところを見せるが、勤続疲労というか(もっと言うなら)年齢高めになったことよる劣化的なテイストを感じさせ、2022年(冬)のワールドカップからわずか1年半経過しただけなんだが、こういうのもまたフットボールなんだよなぁ。。。
そして、アルバニアの(予想外の…予想をはるかに超える)技術・テクニックを伴う好パフォーマンス、、、こういうのもまたフットボールの怖さ、奥深さ、進化の速さ、、、なんだよなぁ。。。
見所満載の好試合。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2023-24シーズン