身体意識の差…について。

大会前のテストマッチ、そしてセミファイナルと、今回2度スペインと対戦したわけだが、(大会後に田中碧がコメントしていたらしいが、日本選手のコンタクトの強度は大きく改善されているかもしれないが)我々はピッチ上で繰り広げられたスペイン選手と日本選手との「身体意識」の差を痛感することにもなった。

(2021年7月18日のエントリー)
U-24スペインとのテストマッチ…なんかボールの持ち方からして次元が違う感。
(2021年7月19日のエントリー)
U-24スペイン戦、あれを「パスをつながれて」ボールを奪えなかった…としか報じられない日本のメディア。


その「身体意識」の差について、スポーツ科学・指導の専門家に依頼して特別にご教授いただいたので、特にフットボール指導者の方々にはご一読いただきたく思います。
(『スポーツ救急箱』 ( https://s-99.com/ ) 【コラム】スポーツ選手のストレスとケガ 「第13回 アスリートの身体意識について」)
https://www.s-99.com/column_7/%e6%96%b0%e8%a6%8f%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%83%a0-13/
某フットボール専門メディアによると、遠藤航が…ドイツでは奪えるのにスペインとメキシコからはボールを奪えない…自分の射程圏内に入ってもできない…と試合後にこぼしていたそうだが、正にそういうハナシではないだろうか。
遠藤航のコンディションの問題はあったろうが(ブンデスリーガが閉幕して、一旦オフになって再度コンディショニングというたいへん難しい調整であったし、実際ブンデスリーガで見せてもらっていた遠藤航とは違ったパフォーマンスだったという印象が我々にはある…)そうした面を差し引いても、そういうことなんだろうな、、、と。
日本のフットボール関係者は、この遠藤航の言葉を重要視する必要があるんではなかろうか。

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