ドイツカップ・クオーターファイナル…ヘルタ・ベルリンVSフライブルク、鈴木唯人は120分間なかなかのパフォーマンス。
2026.02.14
今週ミッドウイークに行われたドイツカップ戦(ポカール)クオーターファイナル、フライブルクはアウェイでヘルタ・ベルリンとの対戦。この試合、スコアレスから延長戦に入り、鈴木唯人のゴールで先制したものの追いつかれ、1-1でタイムアップ。PK戦(5-4)の末、フライブルクがセミファイナル進出を決めた。
鈴木唯人は120分プレー、6人めにもつれ込んだPK戦もチーム(フライブルクが先行)最後の6人めのキッカーで成功、勝ち上がりに貢献。だがそれ以上に120分間、随所に好プレーを連発。
まずキックオフ早々、右サイドに立ち味方と三角形を作ってビルドアップを伺う局面、、、相手も厳しく寄せてくる中、鈴木が付けた味方からのリターンが窮屈になりタッチラインを背に相手に寄せられ詰められたところ、慌てず右アウトで動き出した味方に見事の付けたプレーに、まずは、オッ…(笑)立て続けに、ミドルゾーンで速いプレスバックを見せたかと思うと、相手を引きずりながらのドリブングで(ゴリブル…笑)で持ち運んで思い切りよくミドル…など、序盤から積極的なプレーを見せる。前線でのプレスも、プレッシング自体が速いわけではないが、左右広範に動いて労を惜しまない守備意識。密集地帯でも躊躇なくドリブルを仕掛け、身体をぶつけられてもバランスを崩すことなくロスト無くミドルシュートを狙うし、正確に味方にも付ける。
私的に特筆すべきプレーは前半にミドルを打ったシーンの後、ほとんど同じような形でドリブリングして今度は右サイドバックのオーバーラップを使い、ディフェンダーの重心や足運びを見極めての足元を絶妙に通したスルーパスのシーン。。。
後半には相手ゴール前、ペナリティエリア近辺で相手ディフェンダーが持ち上がろうとするところ、後ろからアプローチしてボールを奪い切ったシーンもあった。
スコアレスで90分を追え、延長戦へ。延長戦前半、相手ゴールキーパーからの繋ぎに味方がプレッシング、、、相手右サイドに追い込んだところで不用意に長い距離の斜めのバックパス、、、これに鋭く反応した鈴木がカットし、ゴールキーパーを軽快にフェイントで交わしてフィニッシュ。フライブルクがゴールを奪った。
だが、延長戦前半終了近く、鈴木がミドルゾーン左でウ後ろ向きで味方からのボールを受けたところに相手2枚が猛烈にプレス、、、鈴木はプレスを自軍ゴールに向かって斜め方向に回避して味方へパスを出したが、味方の反応というかサポートが遅れてしまい(不用意に中央へのパスだった点もあるか…)パスカットされ、そこから繋がれてバイタルエリアからゴラッソを突き刺されて同点においつかれてしまった。
そのまま1-1で延長戦終了、PK戦へ。PK戦は4-4でサドンデス、6人めに入り、フライブルク6人めの鈴木のキックはほぼ正面、、、ゴールキーパーの足に当てられたがなんとかゴールイン。ヘルタ・ベルリンの6人めのシュートをストップして、フライブルク勝ち上がりとなった。
鈴木は120分間走り回り、ゴールもあったが失点に繋がってしまうシーンもあったが、戦術理解的にも中盤センターが高い位置に攻め上がった場合は低いポジションを取るなど、プレー強度も含めて確かにグレードアップ。
いかんせんケガが増えている日本代表スカッドにおいて、ワールドカップ本大会メンバー入りもあるかもしれない。もしメンバーに選出されたら、鈴木に求められるのは前線での守備貢献とともに、言うまでもなくゴールだろう。
ところで、ヘルタ・ベルリンのホームスタジアムはベルリン・オリンピックスタジアム。普通に陸上競技場。このドイツカップ・クオーターファイナルの中継をTV関係者は見てもらいたいんだが、(ゴール前のシーンの映像でなければ)陸上トラックがあることが全くわからない・気づかない映像だったぞ。なんで日本の陸上競技場の試合中継映像では “ああ” なんですかね。この試合の中継映像も見て、真剣に研究・学習して欲しいものだ。
