鈴木彩艶、イタリアデビュー戦は1失点のドロー。
2024.08.21
セリエAのパルマへ移籍した鈴木彩艶。セリエA開幕前のカップ戦では昨シーズンのレギュラー・ゴールキーパーがスターティングラインアップだったが、開幕前では予想どおり鈴木彩艶がスターティングラインアップに。
フィオレンティーナをホームに迎えたパルマ、なかなかにアグレッシブな攻撃を仕掛け、22分にゴール左からの見事なコントロールショットを沈めて先制。鈴木彩艶から左サイドの味方へのロングフィードをヘッドで落とし、左から右へ展開してからのゴール。鈴木彩艶のフィードがゴールに繋がったシーンとなった。
肝心の守備でも鈴木彩艶は、何度か良い反応と積極的な守備を見せる好パフォーマンス。
後半も良いプレーを見せた鈴木彩艶だが、70分過ぎ、自軍ゴール左に通されたボールに味方との意思疎通が上手く行かなかったか、果敢に飛び出してスライディングでキャッチに行ったんだが、勢いがついていたんでペナルティアリア外まで出てしまい当然ハンドボール(ハンド)のファウル。
そのフリーキックをファーポスト際に強烈に直接叩き込まれて同点を許してしまう。。。
ま、ぶっちゃけもったいないファウルだったが、そういう経験も致し方なかろう。全体的には現地でも(評価は分かれるのは当然だが)一定納得してもらえるパフォーマンスだったんではないか。
これからでしょう。おそらく次もスターティングラインアップだろうと思われる。
パルマは好感もてるチームパフォーマンスだったが、前線にアグレッシブに人数をかけるんで守備が手薄。前線もタレントが居るのかどうか(セリエAでシーズンを通して通用するクオリティなのか)何試合か見ないことにはまだ不明。最終ラインの守備もこの試合ではさすがに開幕戦で集中度が高かったと思われるが、そんなに安定度があるようには思えないんで、さて残留できるかどうか、、、ってところかもしれない。
そもそもセリエAに再昇格したクラブなんだからな、残留が第一目標。
5年契約と伝えられる鈴木彩艶、なんとかパルマをセリエAに残留・定着させて、さらにステップアップを図りたいところだな。
しかし1990年代後半から2000年代初めにかけてセブンシスターズに数えられていたパルマとフィオレンティーナの開幕戦とは私のようなオールドタイマーから見れば、なかなかにオツでありました(笑)