鎌田加入のクリスタルパレス、開幕連敗スタート…
2024.08.27
初戦(アウェイでのシーズン開幕戦)を逆転負けで落としたクリスタルパレス、第2節はウエストハムを迎えてのホーム開幕戦。初戦はスタートからプレーした鎌田はスターティングラインアップから外れ、スコアレスの状況で60分過ぎにピッチへ。入ったのは開幕戦での1トップ・2シャドーの一角ではなく、1列下、中盤センターの一角。
このポジションだと鎌田のプレー強度とか位置取りではイングランド・プレミアリーグでは厳しい、、、そうした厳しい面が浮き彫りになってしまう。
実際、左タッチライン際で鎌田が強引にワン・ビサカに突破されてからの速攻で失点。立て続けに、こちらもカウンターから右サイドから中央へ通されたボールに鎌田はスプリントして戻ったが中盤ガラ空き、、、シュートを打たれるシーンでも寄せに厳しさが足りなく見える感じで追加点を叩き込まれ、2失点。0-2の敗戦となった。
現地メディアでは鎌田が入ってから失点、、、とか(結果的に実際そうなったわけなんだが…)鎌田が入って攻撃が停滞、、、とも書かれる始末。中でも、(鎌田が)あちこち動き回りウエストハムに簡単に間をすり抜けられた、、、とか、ピッチ中央ではプレーが軽くあまりに物足りない、、、などと書かれているようで、まぁ確かにそんな感じではあったと言うしかないかも。
開幕戦では逆転負けではあったものの鎌田を生かすシステムができそう(やりそう)ではあったんだが、最終ラインから前へ付けてくれるアンデルセンが開幕戦後に移籍して居なくなったりポゼッション低下への懸念があったのか、クリスタルパレスのグラスナー監督は開幕戦とは異なる戦い方をやろうとしたようにも見えた。
鎌田には1列下(低い位置)から球出し・プレーメイクを期待した起用法だったのかもしれない。
マテタの1トップに2シャドーはエゼ(外すことはちょっと考えられない)に、(鎌田ではなく)エドゥアールを置いて、縦にスピードのある攻撃を仕掛けたかったのかもしれない。。。
クリスタルパレスは今週ミッドウイークはカップ戦があり、そこでは鎌田はスタートからプレーするかもしれないがプレミアリーグ次節はアウェイでのチェルシー戦で、こっちはおそらくまたベンチスタートだろう。
プレシーズンでの鎌田への期待感が膨らんでいただけに、シーズンがスタートしてこのチーム状況では当然批判が高まるところだが、特にエゼとのコンビネーションが高まってくれれば期待が持てると思ってるんだが、エゼもなぁ、、、だいぶ感覚というか感性が異なるようなんで。。。
追記。
なお、今日になって、クリスタルパレスは移籍ウインドウ終了間際だが、リヴァプールのセンターバック、ジョー・ゴメスの獲得やアーセナルのアタッカー、エンケティアの獲得の可能性があるとのこと。
これは楽しみ。。。