チャンピオンズリーグ、冨安はスターティングラインアップで好パフォーマンスも…
2024.04.19
チャンピオンズリーグ、クオーターファイナル2ndレグ、バイエルン・ミュンヘンVSアーセナル。
アーセナルのホームで行われた1stレグは2-2。
アーセナルは冨安のスタート起用がロンドン現地メディアでも期待されていたが、そのとおり冨安が左サイドバックに。
サイドバックであるが中盤センターに入って偽サイドバックとして、あるいは縦に走り込んだり、バイエルンの攻撃への守備対応では冨安がセンターバックの位置に入ってガブリエルが左サイドバックの位置にスイッチして応対したり、というシーンもあった。
マルチロールの冨安…ぶりを発揮。
ブンデスリーガ優勝が消えたバイエルンはこのチャンピオンズリーグしかタイトルの可能性が無く、その決意というか覚悟のとおり集中力の高い、かつ慎重な戦いぶり。アーセナルはブロックをカッチリ敷いたバイエルンの守備をなかなか崩すことができない。バイエルンの攻撃は、大きな展開からの攻撃を意図していたような印象。
非常に集中度の高いピリピリした展開のスコアレスで推移した60分過ぎ、ザネが右サイド(アーセナルの左サイド)深く持ち込みクロス、、、逆サイドへ抜けて流れたところ、折り返しのクロスにバイエルンの右サイドバック(偽サイドバック)キミッヒが走り込んで来てヘッドで合せてバイエルンが先制。
このシーン、冨安とライスも居たエアポケットのようなスペースでヘッドされたが、ザネの縦への持ち込みに付いて行った(途中で振り切られた)マルティネッリが、後ろから斜めに入って来るキミッヒに気づいて付かなきゃ(付いて行かなきゃ)いけなかったんじゃないか。冨安もライスも背後の選手(冨安の後ろにはザネ)をケアしていたと思うし、マルティネッリの次のプレー(次の状況)に対する感覚が不足していたような。。。
だがこのゴールシーンの前にもやや似たシーンがあって、そのシーンではキミッヒが開いているザネに付けて、斜め前方へ動いてリターンを貰い、中央へクロスを送り、ケインの後ろのスペースに走り込んできたゴレツカがヘッドへ合せたシーン。。。バイエルンの狙いが見えたような気がする。
あと、結局(ザネとムシアラはワイドに張らせて)右サイドバック(偽サイドバック)のキミッヒを割と自由にさせてしまった印象。。。
冨安は86分までプレーし、メディアの評価も高いようだが、実際に好パフォーマンスだったと思うが、だがこの大一番にチームに勝利をもたらす活躍は…まぁそこまではできなかったかな。。。
クオーターファイナルではマンチェスター・シティもPK戦の末に敗退となり、イングランド勢は消えてしまった。ま、イングランド・プレミアリーグは優勝争いが激烈ってことは確かにかるかもしれない。。。
今シーズンのチャンピオンズリーグのファイナルは確かウェンブリーだったと思うが。
ちなみにファイナルはイオンシネマで「全国ライブビューイング」することが昨日だか、リリースされておりましたね。32館で実施するそうだ。
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