三笘のアノ折り返しの技術にもっと言及できないところが日本…

昨夜はグループステージ残りの2組の最終節。既にグルーブステージ突破どころか1位通過が決まっている国はターンオーバーはもちろん(ぶっちゃけ)見るからに緩いパフォーマンスで、これを相手にすると敗退濃厚だった国も息を吹き返す、、、という展開だったかと、2組とも。
(結局グルーブステージ3連勝の国は無し、という大会になった。)
というわけで、ノックアウトステージの組み合わせが全て確定。日本の対戦相手は昨日からクロアチアと何度も報じられている。
クロアチアとはワールドカップ本大会で何故か縁があり、過去2度も同グループで対戦している。
クロアチアという国としてプレゼンス高めたいという野心と情熱に燃えていて日本には難儀な相手だったし(事実、勝てていない…)なにより大昔は「東欧のブラジル」と言われていた(そんなフレーズは私なんか子どもの頃からサッカー雑誌で何度も目にして来た…雑誌編集部だって自分の目で感じたフレーズではなかったと思うが、、、笑。当時はね…)そういうフットボール・ネーションの一国であるわけなんで、ウブだった日本が早々に勝てるわけはなかったとも言えるよなぁ。

そのクロアチアは初出場だった(日本も初出場だった)1998年大会で3位に食い込んだだけでなく(3位決定戦ではオランダを破った…)前回2018年大会では準優勝国なので、モドリッチも居るしで日本の一般ピープルには届く相手なんじゃないか。

昨日(ウイークデイ金曜日)は午前中から夕方までどのTV局も、スペイン戦ネタが終日続いていたようだ(笑)
結構なことなのか何やらよくわからんが、すっかり「鷺沼兄弟」という言葉も頻繁に登場して(苦笑)日本っすなぁ。。。
「鷺沼兄弟」だの、町クラブだの、通った小学校だとか所縁の食堂なども結構だが、川崎フロンターレというクラブ名であるとか、その育成組織のことが(スペイン戦のピッチに立っていたフロンターレ関連選手はその「鷺沼兄弟」だけじゃないのな…)ほとんどインプレッションされないところが、日本のスポーツ文化であるとかスポーツビジネスのレベルを表している。

三笘の折り返しがゴールラインに1ミリちょっと残っていた件は当然、国際的に話題になっている(物議を醸し出していたりもする)が、これにしたって “頑張り” だけがフォーカスされるのもどうかと思うんだな。(それについては、試合後に田中碧へのインタビューでもゴールシーンについて ” 気持ち” という一言で聞いてしまうインタビュアーも同じ…)
あの全速で滑り込みながら、あの角度の(しかもゴールポストに当たらない)折り返し、それも浮かして(←コレ超重要)(多分直ぐ近くの前田大然に当たらないように、という意図だろう…)折り返す技術は超絶モノだろう。
たまたま私が耳にした中では、さすがに元プロ選手がちょっとだけ言及していたケースが1つくらいあったように思うが、それくらいだし、その言及に対する他の出演者の反応も想像がつく。
サッカーやったことないんでわからない…ってハナシじゃないんだよ。

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