ACL…横浜F・マリノス、前半40分からの数的不利を耐えてPK戦勝利でファイナルへ。
2024.04.25
ACL東地区セミファイナルの2ndレグ。1stレグをアウェイで0-1で終えてのホームでの決戦。あいにくの冷たい激しい雨で横浜国際に大サポーター、、、とは行かず。。。
キックオフからF・マリノスはハイテンション、ハイテンポ。後ろからドンドン攻撃に絡んで行き、ウルサン(蔚山)の攻撃も何度かあったがほとんどミドルサードでボールを回収して波状攻撃、、、そして13分にウルサンの最終ラインがどっちが潰しに行くのかお見合いしたところ、植中が切れ込んで叩き込んでアグリゲートスコアをタイにする。
続いて20分、今度はアンデルソン・ロペスが、縦に抜け出したヤン・マテウスをフェイクに見事なショットをゴール左隅に突き刺して逆転。
さらに30分、最終ラインの前にフィルターが全くかからなくなってしまったウルサンに植中が鮮やかなミドルを叩き込み、なんとなんと30分間で3ゴール、アグリゲートスコアでも2ゴールのリードを奪って見せた。
さてウルサンのホン・ミョンボ監督はどうするんだと思っていたら、、、
案の定、ここですぐに中盤の主軸のイ・ギュソンをボヤニッチに替える。
するとその直後、右コーナーキックを獲得してヘッドでまず1点返す。
さらに中盤からのロングフィードからPKを獲得してもう1点返して、アグリゲートスコアがイーブンに。そしてこれで上島が一発レッドを提示され、F・マリノスは前半40分にして10人での戦いを余儀なくされてしまった。
後半、ウルサンが攻め立てる。ヤラレタ、、、と思ったがオフサイドでノーゴールに。その後もゴールポストに2本救われてゴールを許さず。
こりゃPK戦だな…と思いつつ延長戦に入ってもウルサン優位は変わらなかったが、F・マリノスは4-3-2の形から4-4-1さらには5バックにまで形を変えて応戦。
PK戦は両チームともノーミスで推移し、先行のウルサンの5人めをポープ・ウィリアムがストップ、F・マリノスは5人全員成功させて、粘り強くしぶとく凌ぎ戦い抜いたF・マリノスがファイナルへ勝ち上がりとなった。
ウルサンのシュート数は40何本というスタッツのようだが、結構ブロックが多かったんで、そこまでの実感は無い印象。
いや~実に見応えある一戦。これを一般ピープルに見せられないっていうのはイカンよなぁ。
なお、ファイナルの相手はアル・ヒラルではなくアル・アインとなった。(2ndレグはアル・ヒラルが2-1で勝利したが、アグリゲートスコア5-4…)ちなみにアルアインの監督はクレスポだ。
ファイナルはホーム&アウェイで実施、5月11日の1stレグはF・マリノスのホーム、2ndレグは5月25日にアウェイの模様。
5月11日は土曜日だ。横浜国際を埋めて後押しと、アル・アインにプレッシャーをかけたいところだなぁ。