こちらもハイレベルな攻防…チャンピオンズリーグ、ラウンド16、アーセナルVSポルトの2ndレグ。
2024.03.13
1stレグはポルトがアーセナル対策バッチリで、それをピッチでコンプリートしてアーセナルを完封。特にアーセナルの両サイドを封じ込めたタクティクスが素晴らしかったと思われ。アーセナルにとっては、それでもアウェイでスコアレスで終われるところ、アディショナルタイムにまさかのゴラッソを決められて0-1の敗戦。
あそこでライスの目の前でゴラッソを叩き込まれるなんて、ライスでもそういうことがあるんだとシミジミしたもの。
さて、日本時間本日早朝の2ndレグ。ポルトはやはり果敢な戦いぶりを展開。だがアーセナルもギアを上げて、いやはや随所で思わず声が出る崩し、仕掛けを見せる。
アグリゲートスコアを1-1としたゴールシーンも、関わった何人もがそれぞれに見事。
試合の方はその後スコアが動かずアグリゲートスコア1-1で延長戦へ。延長戦でも決着がつかず、PK戦によってアーセナルが勝ち上がりとなった。
しかしポルトのパフォーマンスは実に素晴らしく、対アーセナルの守備ばかりが強調されるが、攻撃面でも鋭い怖い火力を有していることを如実に証明し、ポルトガルは3大ビッグクラブと言われるが、やはりポルトとベンフィカが抜けているかな、、、と思いつつ視聴。
あと、私的に目を見張るくらい驚愕、感心したのは、アーセナルの長身選手が相手に厳しく寄せられても素晴らしい速さのターンと身のこなしでプレスを剥がすシーンが何度も見られたこと。ぶっちゃけ、ガブリエルとかキヴィオルとか、技術やテクニックがウリの選手とは言わないだろ。そういう選手が、そういう信じられないような(その場での)素晴らしいスピードのターンをするんだぞ。信じられません。
どれだけ身体がこなれてんのか、どれだけ背骨が柔らかいのか(…我々のやってる格闘術では旋転と言うが、まさにそれ)どういうトレーニングをしてるんかと。
先天性もあるかもしれないが、それを伸ばしたり維持するトレーニング。。。
こういう部分って、日本人選手は随分劣ってるなぁと。日本人選手のボールを扱う技術やテクニックは国際的にも定評があるところだが、フットボールはそれだけじゃ全然ないわけで。相手のフィジカルバトル(いわば格闘術)と密接なものがある。
日本のトレーニングは、トレーニングの方法だけでなく、それ以前に考え方や発想や思想の部分も含め、全然足りないというか、そういう域に達してないよなぁ、、、などとブツブツ言いながら視聴しましたよ。