U-23アジアカップ、アディショナルタイムの決勝ゴールとPKストップで優勝。
2024.05.04
U-23アジアカップ、ウズベキスタンとのファイナル。このところU-23はウズベキスタンにゴールを奪えずに連敗中。今大会もウズベキスタンは14得点・無失点という快進撃。
ウズベキスタンはオリンピック出場権獲得後にクラブへ戻ったという3人を含めて、10人をターンオーバーしたスターティングラインアップ。だが序盤から速い寄せにハイプレス、それと日本のパスコースを読んだ(さすがに何年もクラブチーム的に強化してきた成果か??)カバーリングとオートマチズムに主導権を奪われる。
(そういう状況下でこそ、リアルな技術やテクニックやスキルが露呈される…)
また、ボディコンタクトも巧みだったり大袈裟に倒れて起き上がらなかったりと、そういう部分にも手を焼かされる。
確かに大袈裟にファウルをアピールするアジア仕様のシーンが多数あったが(こういうのは国際大会では通用しないと思うんだが…)一方でボディコンタクトの身体や腕の絡め方は研究してんじゃないかね、、、あと、下から潜るように接触して来てファウルを貰う手立てとかも。褒められはしないが、オリンピック本大会ではウズベキスタンのそういうプレーがどう判定されるか注目することにしておこう。と同時に(そういうプレーを真似しようというわけでは全然なく)しばしば書かせていただいているように、日本のフットボールはもっとボディコンタクトの身体の使い方や身のこなしを研究しなきゃ、練らなきゃダメだろ。そういうことを言い出すコーチが増えないものかねぇ。
前半はウズベキスタンに多くのシュートを打たれたが、まぁやられたというシーンは無かった。ただ、日本の攻撃はほとんど作れなかった展開。
後半に入るとウズベキスタンの圧力も減退していき、段々と日本の攻撃が出せるようになってくる。それでもスコアレスで進み延長戦が見え始めた後半アディショナルタイム、センターバックの高井がハーフウェイライン付近で相手の持ち出しをスティール、藤田譲瑠チマへ付けてそのまま前線へ、、、藤田はワンタッチでバイタルエリアのポジションを取っていた荒木へ、荒木はヒールで山田楓喜へ落とす、、、相手ディフェンスラインの前のスペースで受けた山田楓喜、鋭いグラウンダーのショットをニア隅に突き刺して日本先制。
11分と表示された長い長いアディショナルタイム、ファーでのヘッドの競り合いでこぼれたボールが関根の腕に当たったがそのまま流されて事なきを得たかと思ったが、だいぶ遅れてVAR介入、、、オンフィールドレビューとなりPK判定。あれは不可抗力だと思われるが、映像(オンフィールドレビュー)で繰り返し見られると不利。。。
この絶体絶命のピンチをゴールキーパーの小久保玲央ブライアンが見事な読みとセーブでPK阻止。
さらに長い長いプレー続行となり(結局17分くらいあったか…)ようやくタイムアップ。
日本がU-23アジアカップ、2度めの優勝を成し遂げた。
この試合のメインレフェリーに皆さん不満タラタラ、非難囂々だろうが、我々は昨年のACLでのトンデモ黄紙乱舞を経験してるんで(苦笑)
深夜過ぎからNHK地上波(総合)とDAZNのコンボで観戦させていただき、清々しい五月晴れを迎えることができた(笑)
これでオリンピック本大会はパラグアイ、マリ、イスラエルと同組に。現時点で調べて見るとグループステージの日程は日本時間7月25日(木曜日)2:00AMからパラグアイ、28日(日曜日)4:00AMからマリ戦、31日(水曜日)4:00からイスラエル、という模様。
また、Jリーグのクラブからの参加(派遣)は1クラブ最大2名ということが既定らしい。