U-20女子アジアカップはグループ2位通過でノックアウトステージへ。
2024.03.12
U-20女子ワールドカップ出場権は既に獲得しており、グループ1位を争う一戦となったグループステージ第3戦(北朝鮮戦)は、前半にしょうもない失点を喫して0-1で敗戦。グループ1位は北朝鮮、日本はグループ2位という結果となった。
この失点シーンが正に日本のどのカテゴリー、どの年代のチームでもJリーグでもしばしばやらかす体で、今回はゴールキーパーからセンターバックに付けたボールに寄せられ奪われてゴールキーパーとの1対1を沈められたもの。
まぁよくも日本のどのチームも凝りもせず同じような失点を見せてくれるものだと呆れを通り越して、ある意味清々しい感じになる(苦笑)
いや、笑ってる場合ではないんだが、どうしてそういう状況判断なりコーチングができないのか、不思議で仕方ない。ちょっとアンビリーバルなシロモノだ。
ピッチ上の選手の問題・課題はもちろんあるだろうが、コーチングスタッフにも大きな問題があるんじゃないか。
最後尾から繋いでビルドアップを図るというのは日本のチームの特性でも無く、海外の一線級でもやってることで、現代フットボールのデフォみたいなもんだ。
彼らは相手チームに狙われても、厳しく速く寄せられても滅多にロストしたりしない。もちろんそういう失点も無くはないが、日本のフットボールにおける頻発度からすると比較にならないほど。
ま、よ~くそういう映像を見てみればイイ。ピッチ上の1人か2人の選手の問題ではないんで。
それがわからないようであれば、そして、そこから基本的な部分を(戦術とかシステムなどという大袈裟なものではなかろう…)見直せないようであれば、これはもう日本のフットボールのおけるコーチングスタッフ育成の問題としか言い様がないだろうな。
U-20女子アジアカップは明日がセミファイナル。日本はオーストラリアとの対戦になる。日本時間20:00キックオフ。
なお、所属クラブから戻って来いとのことで、ここまでポイントゲッターの松窪が離脱しております。
U-20女子ワールドカップ出場権獲得というプライオリティワンのミッションを果たしているんだから(この大会には拘束力が無いので…)所属クラブとしてはそういう要求になりますね。
そういうのが国際性っていうもんだろう。日本人は全然知りもしないが。
ところで、U-20女子ワールドカップ本大会では、藤野や谷川や古賀は呼ぶつもりなのかね。。。
今回のU-20女子ワールドカップは、8月31日~9月22日の日程でコロンビア開催とされている。