ラツィオ会長が鎌田に契約更新回答期限を前倒し要求(?)
2024.05.07
先週末のラツィオはアウェイでモンツァと対戦。鎌田は6試合連続でスターティングラインアップに名を連ね、ゲンドゥージと並んで中盤センターに入る。
ラツィオは相変わらずギクシャク。それでも11分、右からのグラウンダーのクロスにルイス・アルベルトがスルーしたボールがルーズボールとなって鎌田にこぼれて来たところ、右足でゴール左隅への強烈なミドルシュート、、、相手ゴールキーパーが辛くも手に当て、クロスバーに当たって落ちたところをインモービレがプッシュして先制。
鎌田はその後も(凄く目立ったパフォーマンスというほどでもないが)このピッチ上では現地メディアが(気持ち悪いくらいに最近賞賛するとおり)確かに存在感を発揮。ペナルティエリア右のポケットをスルスルと取っての折り返しもあったり、守備でも気の利いた潰しを見せたり。
ただラツィオは攻撃面で得点力が低いことが課題視されるが、実は守備面でも前線から中盤の守備組織が整備されてない。鎌田もプレーし辛いだろうし、鎌田が無理に相手のビルドアップを潰しに前へ出て交わされてしまってピンチを招いたシーンもあったり。
あと、ルイス・アルベルトと色々イメージが合わない感じもあるな、と。ビルドアップのところとかでも、守備面でも。不仲とかどちらが悪いとか、そういうことでは全然なくフットボール観の違いだろう。
この試合、前半を1-0で折り返したラツィオは64分でインモービレと鎌田を下げる。ちょっと早くないかと思ったが、ゲンドゥージが元気で、4試合連続フルタイムのプレーの鎌田に疲労感を見たのだろうか、、、イエローを貰っていたこともあるかも。
ところが73分に同点に追いつかれてしまい、それでも83分にモンツァの最終ラインのパスミスを鎌田に替わって入ったベシーノが拾って突き放したものの、アディショナルタイムに再び失点してしまい、2-2のドロー。
ラツィオは順位を7位からアップさせることができず。だが、来シーズンのセリエAのチャンピオンズリーグ出場枠は「5」になりそうなので、チャンピオンズリーグ出場圏内はさすがに難しいがヨーロッパのコンペティションへの出場権はまだ狙える。
そんな鎌田だが、ナポリに続いてユベントスが興味を示しているという情報が伝えられたり、ラツィオとの来シーズン以降の契約(延長オプション)について鎌田の意思表明を(5月いっぱいがリミットだったところ)15日までに回答を寄越せとラツィオの会長が要求したとか。。。
これまでの報道では、ドイツではボルシアMG、イングランドではクリスタル・パレスが挙げられていたり、さてどうするんだろうね。