こんな試合をやってるんじゃ誰にとっても面白くもないよなぁ。。。

というわけで、一昨日のA代表(ワールドカップ後の初戦)ウルグアイ戦…
全然ビルドアップができないんだよな。
新しいビルドアップをやっていた(らしい)が、試合終了直後の森保監督のインタビューの中でもビルドアップが上手く行かなかったようなことを口にしていたんで、その認識はあるんだな…と妙な感心を抱いたり(笑)

どうやら、両ワイド(ウイング)はサイドに張っていろと言われるようなのは試合を見ていて明白だったが、4バックのサイドバックが内側に入る形でのビルドアップをイメージしてる模様。いわゆる偽サイドバックってやつっすかね。

で、中盤センターの1枚(遠藤航)は最終ラインに落ちて、、、なんだけど、もう1枚の守田、その前の鎌田はどうさせたいのかが見えない。
根幹的に森保監督ってこうだ。
(この試合での鎌田ならば、中盤を3センターにする方がまだマシだったんじゃないか…)
だから前回ワールドカップのアジア最終予選でドン詰まりになった時に、川崎フロンターレのユニットを投入して(守田と田中碧を入れて、そこに遠藤航を混ぜた中盤3枚にして…)選手任せで(たまたま)なんとかなった。選手たちがなんとかしてくれた。

そして、この試合の偽サイドバックも、ウイング(具体的には三笘と堂安)をむしろ邪魔する形になってるし、逆にウイングにボールが入らない、入っても下がって受けたり後ろ向きで受けたりと、森保監督においてはウイングをより活かす形のつもりだったのかもしれないが、だから表面的な思いつきだけで、もうちょっと落とし込まないから機能しない。

ナショナルチームは集まってトレーニングする時間が無いので、戦術だとかシステムを構築することは基本的に不可能、、、だが、基本的というか原理的・原則的な部分、最低限の決まり事を明確化することは当たり前。それが相変わらず感じられないし見て取れない。
選手の方が力量不足??? いえいえ、采配の方であることは明確だろう。

この試合でも三笘に対してウルグアイはほぼマンマークだし、三笘にボールが入ると2枚で塞ぎに来てるし、それに対する策が終始講じられることも無し。
(そういう状況を生かせば、さらに別の好機も生まれるのにな、ブライトンが正にそうだろ…)
むしろあそこまで何もしないのって感心するレベルだ(笑)
そんなんもピッチ上で選手たちで全て考えろ、ってか。。。

この試合で右サイドバックの菅原が(皆さんご覧のとおり)よいパフォーマンスだったが、菅原がこれくらいやるのはわかっていたこと。
守備面での軽さを懸念する向きもあったが、この試合ではその点でも及第点ではなかったか。もちろんもっと試さなくてはならないが。
パスの技術やクオリティも(期待どおり)さすがのものがあり、新時代のサイドバックらしい技術と技量だ。旧式感・前時代感は無し…ホントは昨年のワールドカップのメンバーに居ておかしくない選手だったんだよ。

左サイドバックに入った伊藤洋輝は、やっぱりサイドバックのセンスは無い。クラブ(シュツットガルト)で最終ライン左に入ることもあると言うが、それって3バック(3センターバック)の左だろ。4バックのサイドバックのプレーはできないよ。

というわけで、相変わらずの森保監督の試合。
普通に面白くもないし(多分一般ピープルには退屈だし)これじゃあ、注目度も人気も下がる。
一般ピープルだって(テストマッチ)は勝ち負けじゃないことくらい、もう浸透してきつつあるわけで、それよりも新しいトライなり興味が沸くモノを見てるわけ。その点でも応えていないしな。
何かの記事で、森保監督がアレ(アレですよアレ)を見て選手起用(見てる方が期待する選手起用ってことか??)が参考になったみたいなコメントをしてるらしい(ホントかどうか知らんが、所詮旧メディアの記事だったから…)ってのを目にしたが、もしそんなことを考えたんなら、それはある意味エンタメ要素と言ってもよいかもしれないが、ウン、親善マッチではそれもあってイイんじゃないの??? だけど森保監督にはできないよな。そんなセンス無いもん。

(今夜ワールドカップ後の初戦(@国立競技場)…前日会見を拝聴した。)
https://kohs-football.com/5554/

そもそもワールドカップ後から(妙に)ボールを握って云々という言葉が(選手からも森保監督からもJFAからも)結構頻繁に出ていたんで、それってまた迷走(に拍車)だろうな、と思ってもいた。
ま、迷走ってそもそも森保監督ならデフォかもね(笑)
あ、いや、迷走すらもしてないか(笑笑)
迷走って、一応道を描いてはいる(描こうとはしている)ってことだもんな。

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