久保建英、ファインゴールとオウンゴール誘発クロスでアウェイ勝利に貢献。
2023.02.15
日本時間昨日早朝に行われたエスパニョールVSレアル・ソシエダ。久保建英は右サイドでスタメン。
ソシエダのフォーメーションは一応4-4-2に見えるんだが、試合が始まってみると2トップの一角のオヤルサバルが左に開いており(ここら辺が得意なエリアなんだろう…)久保も右サイドで結構高い位置取りをしており、見方によっては4-1-3-2とも4-3-3とも見えるシステム。
降格圏がすぐ背中に迫っているエスパニョールは、勝点を狙って序盤からゴールをめざしてアグレッシブ。
そんな中、オヤルサバルのペナルティエリア外からの凄いミドルがあったあたりからソシエダがペースを取り戻した感があり、左クロスを中央でヘッドでこぼれたボールを久保が左インサイドでトラップ、バウンドしたところを素晴らしいフォームでのハーフボレーで叩き、これがゴールキーパーの手を弾いてネットに突き刺さってソシエダ先制。
後半立ち上がり、エスパニョールは反撃に出て来てセカンドボールも拾って分厚く攻撃を仕掛け、ソシエダは自軍で防戦を強いられるが、ここで安易に失点をしたりしないのが流石というか、、、そこでミドルサードでルーズボールを拾って左サイドへ展開、オヤルサバルがゴールキーパーとディフェンスラインの間を見事に通すグラウンダーのクロスを送り、セルロートがフィニッシュしてソシエダ追加点。
これりゃ素晴らしい…と思わず声が出たカウンターだったね。
さらに右サイドから久保が左足クロス、、、これをエスパニョールのディフェンダーがヘッドでオウンゴールしてしまい、ソシエダ3点め。
このあたりでエスパニョールは意気消沈した空気もあったが、フリーキックからのヘッドをソシエダのゴールキーパーが、クロスバー越しに逃がすセーブをしようとしたと思うんだが叩き落とす形になってしまい、そこを詰められてエスパニョールが1点返す。
さらに終盤、久保の右サイドをワンツーで突破され、エスパニョールの左サイドバックにスピードに乗ったクロスを入れられて2失点め。
オイオイ、、、という感もあったが、そのまま3-2で逃げ切り、ソシエダは3位キープとなった。
久保はゴールシーンだけでなく、右から中に入ってきて厳しいボディコンタクトにも潰されずにスルーパスやフィニッシュを狙うシーンが何度もあり、素晴らしいパフォーマンス。
守備でも、やや長い距離をスプリントしてプレスに行くシーンがあり奮闘。
2失点めは、久保の後ろに味方も居て2枚だったんだが、まぁへばってしまう時間帯だわな。スピードに乗せないようにしなきゃイカンが、終盤はソシエダは最終ラインを6枚にしたり5枚にしたりという体でもあったので、その前のエリアが基本的に枚数が少なかったしな。
というわけで素晴らしいパフォーマンスの久保は、2試合連続のマン・オブ・ザ・マッチ。(しかも前節は敗戦だったのMOMだったし…)
そして目を引いたのはオヤルサバルのプレー。
長期離脱から復帰して段々と慣らしてきたところだが、相当に状態が上がってきているようで随所に本領発揮。
やっぱりスーパーな選手だわ。これからはオヤルサバルのプレーを見るのも楽しみだ。