この相手にたった1ゴール…ごくごく最低限の結果だけ、これでも良しとするのか??

なんだか昨日から、今年12月の日本開催とFIFAが発表済みのクラブ・ワールドカップを日本が返上するとの情報が出回っておりますな。
さて、昨夜のワールドカップ・アジア最終予選の第2戦、アウェイ(カタール開催)での中国戦。
中国は事前に噂もあった5バックでスタート。
日本は相も変わらず…で、左サイドバックは長友だし、中盤センターは遠藤航と柴崎岳だし、古橋はなんの戦術的工夫も無く左サイドだし、シャドーの位置に久保建英をスタメン起用したことだけが変化があった点。
いかんせん中国は後ろに引きこもり続けており、日本は何度も決定的なシーンを作るがゴールを決められず。ようやく前半終わり頃に伊東純也の縦突破からの速いクロスを、大迫が上手く合わせて先制。
伊東純也の空気をブレイクさせるプレー、それは久保建英も同様だが、それに救われただけの形。他はオマーン戦と何か変わったのか、、、という内容に過ぎない。
前半は日本が試合を支配していたが、日本のパフォーマンスが良かったわけではない。中国が引きこもっていただけ。


中国は後半立ち上がりから変えてくると誰しも思っただろうが、変化なくキックオフ。古橋は後半立ち上がりに痛んで原口と交替。
中国は60分過ぎに動き、フォーメーションを4-4-2に変更、帰化選手をさらに2名投入。
多分これが中国のプランだったんだろう。前半は引きこもってスコアレスで時間を進め、後半にゴールを奪う、、、というような。
ただま、それでも危ないシーンは特にはなかったんだが、中国のプレスもかかるようになり、そうなると日本はオマーン戦のような状況に逆戻り。ゴールを感じさせられるシーンも作れず、終わってみれば前後半通じて18本もシュートを打ちながら(前半で既に10本超え)オン・ターゲット(枠内シュート)はわずか3本という体たらく。
オーストラリアが(オーストラリアのホーム扱いではあるが)カタールで3ゴール奪った相手に、最少得点しか奪えないっていうのは重症だろ。最終予選は結果こそプライオリティと言うが、そんなことはわかってるんだが、あまりに低調なパフォーマンスということに尽きる。
森保監督って、過去の実績というか、自身の信頼感というか、実績とか信頼感というより過去の時間(長く時間を共にしてきたか)というか森保監督の中での序列というか、それを重視するだけの発想・感覚の持ち主なんだということを再認識。
長友もまだ使いますか…
中盤センターの1枚に守田を使うこともしませんか…
オナイウは急遽呼んだけれども、1分たりともピッチを踏ませませんか…
古橋は、もし南野が居たらごく普通にプレー機会を与えられてませんよね…
ま、そんなところ。長友なんて当然衰えているし元々技術的にアレだが、もうフットボール的に古いので、古橋とレーンが重なっていた場面が何度あったことか。
右サイドバックは <酒井宏樹が離脱したので> 室屋だったが、ここに山根を使ってみることもやらない。
こんな感じだから試合への興味関心も薄れるし、試合自体が面白くないっていうことになる。
ぶっちゃけると、このブログにしても、日本代表のテストマッチやワールドカップ予選の前後はPV数がボンと上がっていたんだが、実は森保監督になってから全然そういうことも無くなっております。一般的に知られるスター選手が居なくなったということもあるんじゃないか…というご指摘もあるかもしれないが、長年PV数の動きを見てきた中では、そういうのとも明らかに違っている。
なお、オーストラリアはアウェイでベトナムに1-0で勝利。
サウジアラビアはアウェイでオマーンに1-0で勝利。
サウジアラビアとオマーンはドローが一番ありがたかったんだが、オマーンも悪くない戦いだったが、やはりサウジアラビアの方が一枚上か。
サウジの先制ゴールは、右サイドからオマーンの最終ライン裏に落としたボールに、中央から斜めに走り込んでヒールで落とし、それを2列めの選手がフィニッシュしたもの。まるで普通に日本が見せるようなゴール。
オマーンはアディショナルタイムに、相手ゴールキーパーがシュートを前に弾いたところ、詰めていた選手がインサイドキックでプッシュしたボールは、ゴールマウスまで5メートルの位置からクロスバーを越えてしまい、同点ならず。
10月の2戦は、サウジアラビアとアウェイで、続いて日本へ移動してオーストラリアとの対戦。グループ2位以上に入るなら、あるいはグループ首位で終わりたいなら、ここで連勝するしかないんだけどな。

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