FIFAが「芸術的なヘディング」というネームでアップした岡崎慎司のヘッド。
2024.03.05
今日はこの話題を…
もう1週間も前になってしまうが、岡崎慎司選手が今シーズンでの引退を発表。
その直後(翌日)SNSの「FIFAワールドカップ」アカウントが発信したワールドカップでの岡崎のヘッドのゴール。これは2014年ワールドカップ(ブラジル大会)グループステージ第3戦、コロンビア戦でのゴール…この試合にどうしても勝たなくてはならなかった日本はPKで先制を許してしまい、ビハインドの状況の前半終了間際、右からのクロスをディフェンダーを身体で押さえ(制し)つつ、ほぼ後ろ向きのダイビングヘッドながら見事に180度の方向にボールを送り込み沈めた素晴らしいファインゴール。
この試合は結果的に終盤にズタズタにされて1-4という惨敗。当時、優勝云々という盛り上がりもあった中(実際、私の周囲でも素人さんが優勝できるような気がする云々と私に言ってきた人も複数…)1勝もできないで(1引き分け2敗)グループ最下位で敗退したこの大会は、世間を大きく落胆させたと言うしかなかった。
そういう大会だったので、この岡崎のゴールは皆さん忘却の彼方なんではないかと。
でも私はしっかり覚えているし、これまでにも何度かフットボール談義や身体運動専門家との方々との話でも話題に出した経験がある。
ま、どこでも反応は薄かった記憶があるけどね。
そんなゴールをアップするFIFAアカウントは、まぁ流石ではあるかなと。日本ではこういう風にはならない(できない)だろ。
そんな岡崎選手、お世辞にも技術やテクニックがある選手ではなかったが、凄まじい努力で大きな足跡を残されました。
私も岡崎選手の恩師の先生と若干面識があったので、ジュニアサッカーの大会に遠路お越しいただき指導者会議でご講演いただいた中でも岡崎選手のことを語っておられたお話とその時の光景が今でも印象的だ。
ドイツでも、なによりハイライトはイングランドでの「ミラクル・レスター」だよね、シーズン終盤は毎週ガチに注視し(あんなに注視したのは中田英寿がイタリアに移籍した1年めくらいだ…)たいへんたいへん楽しませていただきました。イングランド・プレミアリーグでマジで優勝してしまうなんて(一発勝負のトーナメントでのアップセットではないんだよ…)リアルに奇跡だった。長いシーズンのリーグ戦でのあんな奇跡、あれ以上ものは思い浮かばない…
ありがとうございました。本当にお疲れさまでした。