ヴァンフォーレ甲府のACL大冒険は終幕。
2024.02.22
2部リーグから天皇杯ウイナーによりACLで出場したヴァンフォーレ甲府の奮闘はグループステージ突破という快挙を実現、年が変わってラウンド16で東アジア屈指の強豪クラブと言ってよいウルサン(蔚山)と対戦。1stレグのアウェイ戦は0-3とされ(それでも最低でも1ゴールは奪えそうではあったんだが…)迎えた2ndレグ@国立競技場。
この試合でも試合のペースを握ったかに思えたが、ワンチャンスのカウンターで失点してしまい前半終了。
後半はボールを握って攻め込むも、決定的なシーンが幾つもありながらゴールをこじ開けられず、それでも終了間際にようやく同点に。
だが、その後も勝ち上がりは可能性はゼロとしてもホーム戦での勝利をめざして前がかかりになったが、そこを裏返しされて追加点を奪われてしまい1-2の敗戦。
アグリゲートスコア1-5ということで、ま、正直大きな差を感じさせられる結果となった。
それでもヴァンフォーレ甲府の大冒険は強く印象に残ったよね。
2月の冷え込む雨の夜、しかもキックオフ18:00というこの試合に(ヴァンフォーの逆転は現実的に非常に難しい中)アデンダンスは1万5000超。国立競技場へ足を運んだアテンダンスも含め、オツであったんじゃないか。
(ヴァンフォーレ甲府の “ACL大冒険” に関するエントリー…)
ヴァンフォーレ甲府、記念すべきACL初試合、価値あるアウェイでの勝点。
https://kohs-football.com/6837/
他クラブのサポーターも駆け付けた国立競技場でヴァンフォーレ甲府、ACL初勝利。
https://kohs-football.com/6916/
ACL…ヴァンフォーレ甲府、国立競技場で2勝め、グループ首位へ。
https://kohs-football.com/7095/
ヴァンフォーレ甲府のACL@国立競技場…奮闘も勝点1ポイント獲得止まり。
https://kohs-football.com/7205/
ヴァンフォーレ甲府、グループ1位でACLグループステージ突破!!
https://kohs-football.com/7287/
まぁ試合を見ていて、Jリーグ2部(J2)のクラブでもボールを持ち繋げる技術の高さは大いに発揮。ウルサンがガツガツ来ていないことを差し引いてもね。
だが、フィニッシュ能力というか技量というかセンスというか、あるいはマインドも含めてか、日本人選手はやっぱりそこが物足らないというか劣るかもな。
そんなことは、もう半世紀も前から言われ続けていることなんだけどな。
昨夜のウルサンのゴールシーンだって、ここって局面で思い切ったシュートを遠目からでも打てるし打つ、、、それがこぼれて詰める、、、ま、そんなところ。誰しも感じているとおり、日本選手、日本のクラブは崩し切ってフィニッシュしようとする傾向が強いんだが、まぁそれも国民性や文化も多分に影響していることではあるんだがな。
なお、今後は天皇杯で優勝してもACLには(来シーズンからフォーマットが変わる)その最高峰である「ACLE」には出場できない。天皇杯ウイナーは2番めの上位大会である「ACL2」への出場となる。
ところで20:00キックオフで昨夜行われた横浜F・マリノスとバンコク・ユナイテッドの2ndレグのアテンダンスが、8300少々。ぶっちゃけ、だだっ広い横浜国際がガラガラ、、、いくら開催条件が悪いとは言っても、これではなぁ。。。集客力の低さを言われても仕方ないだろう。
ま、延長戦になって120分の試合になったんで、試合終了時刻は22:46だったそうだ。