最新FIFAランキング、この時期にランキング上昇…
2021.08.13
昨夜は横浜F・マリノスと名古屋グランパスが行われ、マリノスは先週末にアウェイでドローで勝点を逃したが、相変わらずの好調ぶり。グランパスはシーズン序盤の好調ぶりが止まって、この試合はこれまでの4-2-3-1のフォーメーションから4-3-3でスタートしていたが(しかも柿谷がセンターに入ってゼロトップのような…)単純に考えても従来よりも中盤の数が減ったシステムで(元々個人戦だったグランパスの戦い方であった点も相まって)マリノスに好きにスペースを使われボール奪取されて、スコア以上の内容差に。
ま、7月下旬から8月頭にかけてのセントラル開催のACLの消耗、その後のバブル方式の隔離と、相当これでコンディションも低下しているんだろうな、と思わせるものだった。
ACLもセントラル開催するんなら、中2日で(4チームのグループリーグ)6戦行う必要はないって。普通3戦でしょうが。アジアのフットボールに全くマイナスしかもたらしてない…と言うしかないよな。
まぁ、日本のフットボールも相手のとの対戦を分析することにおいては悪くはないわけで、公式戦で強国と対戦する機会がホントに限られてしまう環境下では(テストマッチや親善マッチでは分析材料にはならん…)なかなか(JFAがめざしていると言う)世界のトップ10だのには到達するのは無理だろうな。
で、最新のFIFAランキングが昨日発表され、日本は24位に上昇したそうだ。
この時期、ヨーロッパ選手権もあったしコパ・アメリカ(南米選手権)もゴールドカップ(北中米選手権)もあったんで、それら係数の高い試合が数多くあったわけで、ランキングが下がるものと思っていたので少々意外。
日本もワールドカップ予選が何試合もあった(対戦相手がどうであれ、ワールドカップ予選の係数は親善マッチより高い)ことも幸いだったか。
20位台前半は2013年2月に21位から28位に下降して以来…らしい。
実は9位(!)なんてこともあったんだよな、、、1998年3月だったか。その当時は、「ドーハの悲劇」で1994年ワールドカップ出場を逃して、しかし2002年ワールドカップの日本開催は決まっていたんで、1998年ワールドカップにはどうしても初出場しておかなければ、、、ということで、国内でテストマッチを盛んに行っていた時代。
その時代は現在よりもポイント計算が甘かったんで、ホームでテストマッチ・親善マッチでポイントを稼ぐと実際とかけ離れたランキングになってしまう傾向が強かった。
現在はだいぶマシにはなっているが、それでも、FIFAランキングねぇ…というところではある。
だけど、世界大会やワールドカップ予選のドローをFIFAランキングを元にポット分けするようになってしまったから、どうでもイイわけには行かないしな。。。