「統合を最重要視」…ったって。

2015.01.29

日本のバスケットボールの話。NBLとbjリーグと2つの国内リーグがあるんで、これを統合せよと、国際バスケットボール連盟（FIBA）からレッドカードを突きつけられてる（国際試合出場停止）わけで、「改革タスクフォース」のチェアマンの1人（チェアマンは2名で、もう1人はFIBAの財務部長）川淵三郎氏が就任したという某スポーツ紙の記事のこと。

その記事は「NBLとbjリーグの統合を最重要視」って書いてるが、最重要視っていうか、それこそがキモなんであって、分裂してるから国際試合出場停止を食らってるわけでしょうが。なんか視点がズレてんじゃない??って匂いがする。記事は他にも「Jリーグ式改革案連発」だとか、ちょっと違うと思うぞ。なんでもそういう風に煽るというか誇張というか、ストーリーにしちゃうというか、プロレスかよ。
バスケットボールに限らず、フットボールだって国際サッカー連盟（FIFA）から国内リーグとして認められるのは1つだけです。認められてない方のリーグでプレーしても、ワールドカップには出場できない。昔、某新聞社のお偉いさんが、川淵氏と対立して怒りにまかせてJリーグとは別のリーグをつくってやる、などと息巻いていたが、つくるのは勝手かもしれないが、当時のヴェルディ所属選手は日本代表に選ばれなくなっちゃうんだけどな、、、という、無知をひけらかしてしまったことがあった。他にも、これじゃ寄付金じゃないか、っていうのもあったな。それはだいぶ前の過去の別エントリーをご覧いただくとして。。。
ちなみに、往年のスター選手をかき集めて話題になったインド・スーパーリーグ（正確には、インディアン・スーパーリーグ）っていうのがあるが、インドには既にIリーグがあり、こっちが公式国際大会に出場できるリーグということ。