「SheBelieves Cup」ブラジル戦、テクニック以前の問題を抜本的にどうにかできるのか???
2024.04.10
日本時間本日早朝(5:00過ぎキックオフ)「3位決定戦」と銘打たれた SheBelieves Cup の第2戦。日本は3バック(3センターバック)なのか?? 変則4バックのつもりなのか?? 中盤センターが長谷川唯と林穂之香で、前線が中央に田中美南、右が藤野、左が浜野。1トップ・2シャドーのつもりなんだろう、、、にしては、浜野や藤野のポジショニングが指示なのかどうかわからんが、結構謎だったり意味不明だったり。。。
序盤から両ウイングバックの清水と北川が高い位置を取ろうとし、センターバックも3枚のうち1枚は前へ出るように言われてたんだろう、なかなかカオスな形に見えた。
だが10分あたりから、ブラジルの強度やボディコンタクトに押されっ放し。
ま、J1のクラブの多くの選手たちのように後ろ向きでボールを受けて、プレッシャーを感じてすぐ後ろに返して(戻して)しまうのではなく、持ち出して剥がそうという意識は見えた。だがその後、出しどころが無かったり、その後のプレービジョンが無いのですぐ潰されはしてたが。
そんな展開でミドルサードへボールを運ぶこともできない時間が続いたが、なんと35分、中盤から長谷川の右オープンスペースへのフィードに浜野が抜け出してクロス、、、ブラジルのディフェンダーが処理できたのに後ろへ抜けてしまい、田中美南が中央からフィニッシュして日本先制。
フットボールって、得てしてこういうもの。。。
だが後半、コーナーキックからヘッドでこじ開けられて同点に。そのままゴール生まれず、90分終了後に即PK戦。日本はなんと3人が続けてストップされ、PK戦0-3という情けないPK負けとなった。
実は前半にも田中美南がPKを止められており、要はこの試合、4人も止められたということ。なんだか知らんが、相手ゴールキーパーは早く動くのにそこへ蹴ってしまうという、、、ゴールキーパーを見てないんかと…
前後半を通じてカウンターから決定的なチャンスは(その失敗PK以外に)最低3つ4つはあったんだが、シュート能力・スキルが貧弱。藤野はこんなもんですか、と。浜野はフィジカル的に厳しい。
ゴールシーンも含めれば4つ5つカウンターでゴールチャンスがあったんだがら狙う戦いは出来たんじゃないか、、、という向きや意見もおありかもしれないが、これは狙った戦いなのか???
精々これしか出来ない(出来なかった)っていう体にしか見えないが。
そもそもカウンター攻撃のスタイルで行くなら、やり方もシステムも違って来るんじゃないか。
それにしてもコンタクトプレーがあまりに脆弱、ヘタクソ。抜本的問題。これ、フットボールのトレーニングだけでは絶対解決して行かんですよ。それとも、トレーニングの積み重ねでなんとかなると関係者は思ってんのかねぇ。
それは無理ゲーだと思うぞ。
前のアメリカ戦で前半だけのプレーだった谷川は当然後半途中から入れて来ると思っていたんだが、使わず。
それってもう出来るのはわかったから他を試したのか、中盤センター2枚の一角ではないと見ている(アンカーの選手として見ている)もか、はたまたパリ・オリンピックのメンバーに加える気が無いのか、どうなんだろうな。