昨夜のU-23のテストマッチに思う…
2024.03.26
昨夜のU-23のテストマッチは、こちらも先日のマリと同じく既にオリンピック本大会出場権を獲得しているウクライナ。
ウクライナは繋いで来てくれたので日本のプレスが対抗しやすく、割と戦いやすかったんでは??? だけど本番で戦ったらこういう戦い方はして来ないだろ。もっと長いボールを使うとか。日本のプレスを試してみたのかもしれないぞ。
試すほどでもなかろうから、ウクライナがチームとしてそういうビルドアップを試みていたのかもしれない。
日本は後半に2ゴール奪ってスコアの上では快勝という体だが、どうだろうね。
2点めの田中聡のゴールは見事だったが、日本人選手はあれくらいの対角線シュートは誰も普通にやる。肝心の時にそれが出せないんで。。。
しかし視ていて思うんだが、ビルドアップにしても前プレス(前線からのプレス)にしても、対応して反応している選手の数が少ないんだよな。特にビルドアップ。今や動画でもCGでもメガクラブのビルドアップや前プレスが分析され視覚化されているわけで、それらを見ているとピッチ全体が(ピッチ上の全選手が)常にアメーバのようにウェービングしている、常に。
それはトレーニングに時間が十分に費やせるクラブチームだからではなく(確かにそういう要素はあるが…)コーチングスタッフが徹底的に仕込んでいるからではなく(確かにそういう部分もあるだろうが…そして日本人コーチングスタッフでは相当難度が高い指導内容領域だろうしなぁ)それより選手個々のインテリジェンスというか、個人戦術なりIQなりも含めたところに立脚してんじゃないのかね。
そういう目線で視聴していると、う~ん、まだまだ全然だなぁと思えてしまうんだなぁ、日本のフットボールのクラスというか。
むしろU-23世代での寄せ集めだからこそ余計にそういうのが浮き上がって見えたというか。
昨夜のテストマッチ自体の内容とかよりも、むしろそんな印象を持ちましたね。
なお、一部ではオリンピック本大会でのオーバーエイジは誰か、、、なぁんていう話も定期的に出ており、まったくもって気が早いんだが、そこで冨安とか遠藤航の名前がプライオリティ高く上がるんだよなぁ。アーセナルやリヴァプールが出すわけないだろうって。出してくれたら、そういう扱い・存在だってこと。そんなんわかり切ってることだろ。
それよりも他の名前がもっと上がってこなきゃ、だよなぁ。選手に対しては上がってこなきゃ…だし、上げる方に対しては上げられなきゃ…ってところだな。