ヨーロッパリーグ…ラウンド16、スポルティングVSアタランタの1stレグ。

守田が所属するスポルティングとアタランタの対戦。このカードはグループステージでも対戦しており、スポルティングはホームでは1-2、アウェイでは1-1という結果だった。(そしてグループ1位はアタランタ、2位がスポルティング…)
最近イングランドからの関心も伝えられている守田はいつものとおり中盤センター(2枚の一角)で、両チームとも3-4-3のフォーメーションに見えるが、システムは相当に異なる感じの展開。
アタランタはイタリアのクラブらしく組織性がより高く、中盤の攻防では(複数人でプレスをかけたりスペースの埋め方など)洗練性ということではアタランタの方が現代的というか。。。
それでもスポルティングは、自軍からのカウンターで3本のパスで左サイドを抜け出たパウリーニョがスルーパスをワントラップから(素晴らしい!!と思わず声が出る)ファインゴールを突き刺して先制。

このようにスポルティングは、前線3枚に単独突破を仕掛けさせるような攻撃の組み立て。それに対してアタランタは緻密性があるが、だからと言ってそっちが上だとかレベルが高いという話ではない。チームのフィロソフィーの話だ。
アタランタは15分あたりからだろうか、スポルティングのビルドアップのやり方、ボールの付け方を読んで、そこにプレスをかけるようになる。守田も狙われるようになったり。
Jリーグのクラブでもあるような感じでゴールキーパーへのバックパスも狙われるようになり、プレスをかけられて慌てて処理したところを拾われて前半のうちに同点ゴールを与えてしまう
後半はスコアが動かず、結局このまま1-1でタイムアップ。
守田は84分までプレーして、悪いパフォーマンスではなかったが決定的な仕事も見せられなかったか。キックオフ前にも試合中もしばしば現地映像で抜かれており、英語実況でも名前を呼ばれることも多く、我々の知らない所でヨーロッパでは結構注目されている状況なんだろうな。

2ndレグはアタランタのホームでの戦いになるが、この1stレグの内容だとアタランタに分がある印象。
さて、その予想を覆して勝ち上がって欲しいところだが。

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