4-4-2がやりたかったのか、4-4-2可変システムをやりたかったのか…
2023.10.31
先週末のリーグアン、首位のモナコがアウェイでリールと対戦した一戦。
モナコの前線はこのところ固定のベン・イェデルとバログインの2トップ。南野もスタメンだが、スタートは4-4-2に見えたんだが、南野はやたら中に位置取りして右サイド(ワイド)は右サイドバックのディアッタがウイングのような高い位置に出ているし、南野は前線にも飛び出すんでシャドーの役割をするように言われているんかいな…と。
で、最終ラインは中盤2枚のうちザカリアが落ちて3センターバックを形成しているし、中盤底2枚の正調4-4-2(?)じゃなく可変システムをやりたかったんかね…
んでもって、前半途中から両サイドバックとも明らかに高い位置を取ってまるで3バック…
だがこれだと中盤底が1枚になるので、南野も結構低い位置まで戻ったりしていたが、中盤がスカスカだし、守備面でも左右ワイドがガラ空きだし、サイドから仕掛けて来るリールには持ってこいの状況、、、案の定、右から左へ振られる形で前半終わり頃にかけて2失点。
後半立ち上がりから、南野を下げてアクリウシュを投入、さらにバログンに替わってボアドゥを前線に投入。フォーメーションももう一度4-4-2を整えた形に見え、リールを押し込むことにはなったがゴールは奪えず敗戦。首位の座もとうとう明け渡すことになった。
以前も書いたと思うが、バログンも起用するなら2トップになるし、4-4-2のフォーメーションにするなら南野は中盤サイドになるし、好調のゴロヴィンは外せないし、でもそのフォーメーション・システムなら南野よりアクリウシュの方が機能するだろう…というのがリアルなものになってきた。
それでも前節はスタメンで終盤までプレーしたんだが。。。
https://kohs-football.com/7011/
今節は前半で下げられてしまった南野、さて、どうなるか見守るしかないかな。。。
それにしてもモナコのヒュッター監督はこの試合、どういうシステムをやりたかったのかね。あるいはピッチ上の選手たちとのプラン共有がどうだったのかね。疑問と謎の残る一戦だった印象。。。