鎌田、ナポリ戦でセリエA移籍初ゴール。開幕連敗脱出。
2023.09.03
ヴィッセル神戸が電撃獲得したファン・マタとバーリント・ヴェーチェイの加入会見を視聴。
2人も英語かい(マタはスペイン、ヴェーチェイはハンガリー)ということで、どちらも見事な英語だなと。特にマタの英語はとても模範的というか。
マタが日本に来たがっているという情報が流れたのはそんなに前ではなく、ヴィッセルの獲得はまさに電撃的。
是非ともマンチェスター・ユナイテッド時代の香川のこと、2012年のロンドン・オリンピック初戦の日本戦のこととか、聞きたいなぁ。今後のヒントが必ずあると思うんだが。
今週末(今節)は各国で日本人選手のゴールが多数あり、どれから行こうかと思いますが、ではまずナポリVSラツィオから。
開幕2戦を連敗したラツィオが、昨シーズンのチャンピオンであるナポリのホームに乗り込んだ一戦。
鎌田はこの試合も無事スタメン。
ラツィオは4-3-3のフォーメーションだが、この試合はナポリのビルドアップに対して4-5-1の形を取り、中盤に両ウイングも引いて5枚のラインを引き、前プレスにはインサイドハーフの鎌田もしくはルイス・アルベルトが出ていくやり方に見えた。
ナポリの攻勢で進んだ30分あたり、鎌田がミドルサード右タッチライン近くに開いてボールを受けてアンカーのカタルディへ落としワンタッチで右サイドのスペースへ、、、フェリペ・アンデルソンが右サイド深い位置からゴール前に入れた(跳ね返って来たところを再び)ボールをルイス・アルベルトが巧みにヒールで沈めてラツィオ先制。
鎌田のワンタッチでの落とし(からの展開)に味方が反応してくれた感があり、ちょっと安心というか嬉しいというか。。。
ところがその直後、ナポリがゴール前のこぼれをペナルティエリア外からミドルシュートを叩き込み、ラツィオは鎌田を含め2枚がスライディングで
ブロックに入ったがディフレクトしてゴールイン。1-1で後半へ。
51分、右サイドでボールをカットしたフェリペ・アンデルソンが態勢を崩しながらも突破してマイナスのグラウンダーのクロス、、、中央にルイス・アルベルトが入って来たが、鎌田が右から斜めに入って来ているのを感じてスルーしてくれ、鎌田がまだ距離があったものの左に流れながら左足で逆サイドのゴールで蹴り込むファインゴールでセリエA初ゴール。
こういうシュートは得意だよね。
鎌田は65分で交替。替わって入ったのは、移籍市場終了間際に加入したゲンドゥージ。
ゲンドゥージは早速、いい位置取りからのスルーパスで追加点をアシスト、、、と思われたが、オフサイドがありノーゴールに。ゲンドゥージはさらに、今度はペナルティエリアに入る所から見事な右足ショットを叩き込んで初出場でゴール、、、と思われたが、こちらもオフサイドがあったということでノーゴール。
鎌田を応援したいコッチとしては、(ま…)ちょっと安心、、、といったところではあるが、さすがにフランス代表にも選出されている選手だけあって、的確な位置取りとか技術とか他の選手とのイメージシンクロとかがスムースに見られ、鎌田にとってはこのゲンドゥージ(←背番号「8」を与えられております…)がポジション争いのライバルになるわな。
試合の方は、そんなわけで2ゴールを取り消されて嫌な雰囲気になったがラツィオが2-1で逃げ切り。ナポリの方が上回っていた試合内容だが、鎌田のゴールが決勝ゴールとなってラツィオは開幕3戦めにして初勝利となった。