一昨夜の天皇杯クオーターファイナルに思う…
2023.09.01
昨日(日本時間では深夜)チャンピオンズリーグのグループステージ組み分けドローがあり、日本人選手所属の3クラブ(フェイエノールト、ラツィオ、セルティック)が同組になるという。。。ま、考えようによっては、この3クラブのうち少なくとも1クラブは(同組のもう1クラブはアトレチコ・マドリー)ノックアウトラウンドに進める…ってか(苦笑)
ヨーロッパリーグのドローは日本時間今夜。
さて、一昨日ミッドウイーク開催で行われた天皇杯クオーターファイナル4試合だが、NHK-BSでライブ放送されたロアッソ熊本VSヴィッセル神戸は、120分間戦って1-1でPK戦にもつれ込み、ロアッソ熊本がPK戦に勝ってセミファイナル進出となった。
ウン、目の離せない退屈することにない好試合だった。
ヴィッセルは後半途中から中盤でロアッソに先手を取られ、苦しい展開となった印象。ロアッソが前半とは戦い方を変え、サイドに(ワイドに)開いてアグレッシブに前へ出て来たのに、やや対応が後手に回ったか。
それでも90分終了間際に同点に追いついたんだが、その後はロアッソの粘り強い戦いに逆転ゴールを奪うに至らなかった。
ま、こういうノックアウト方式の一発勝負ではフットボールではしばしばあることなんで、それにしてもスタジアムに足を運んだ熊本のサポーター・観客は楽しんでいただけたんじゃないだろうか。
アテンダンスは1万チョイ超え。なんだそんなもんか、、、と言っちゃう人は、既になんかに毒されておるんじゃないか。
ミッドウイークに、しかも試合前に雨も降っている状況で、地方で(さらに市街地から遠く離れた場所で)1万人(他のアレとかナニと違ってチケットもぎりでの実数カウントだからな…)動員ってのは、なかなかのもの。そういうことを認識・理解できるようになって欲しいものだ。
ただま、ロアッソ熊本のホームスタジアムもご立派な陸上競技場で(いわゆる国体スタジアム)無用に3万キャパもあり、1万のアテンダンスでも結構スカスカに見えてしまう。
そういうの、凄い凄い損だと思うんだよなぁ。。。
毎度のこと、この陸上競技場も運動公園の中にあり、運動公園の中にはサッカー場だって実はある。大体どこも必ずそうだ。
そっちを、キャパは少なくても整備するような方向がよかったんじゃないかね、Jリーグ。。。
J1仕様は何万人以上、J2仕様は何万人以上とか、そういうことを言い続けているだけ。見栄えってものがあるし、スタジアムに来てくれた観客の高揚感っていうこともある。現チェアマンが
全国各地で無用にデカい国体陸上競技場を活用してやってんのはJリーグのクラブなんだが、そういうことも一般ピープルなり社会的には認識も理解もさせられていない。これもJリーグの落ち度の一つだと思っている。
先月あたり鹿児島で、なぜか陸上競技場で(サッカーをう)するのが当然のようになっている…といった発言があったようだが、ホンと、そのとおりだよ。そこを変えて来なかったJリーグの(もちろんJFAも、だ…)努力不足、創意工夫不足は残念で仕方ない。
今年就任した現チェアマンだって、(例えば1万人より5000人の)いい作品を作るサポーターの熱量…みたいなオシャレなことを地方紙のインタビューで言ってんじゃなくて、綺麗事でなくホントにそう思ってるんなら、その言葉と軌を一にした行動をすべきではないのかね。