鎌田、ラツィオでの2試合め…ラツィオは開幕連敗。
2023.08.29
ラツィオのホーム開幕戦は昇格してきたジェノアとの対戦。鎌田は開幕戦と同様、4-3-3の中盤(インサイドハーフ右)でスタメン。
この試合、DAZNで配信が無いじゃないか(SPOTV NOWでライブ配信)とクレームしておられる皆さん、DAZNでフルマッチが配信されておりますので、どうぞ。ただし日本語実況は付いてません。
キックオフから勢いを感じさせたのはアウェイのジェノア。立て続けにチャンスを作る。
その後、ラツィオがボールを持つ時間となるが、大した攻撃も構築できず、再びジェノアの時間となったところで、左サイドに縦にフィード、クロスからバイタルエリアでフィニッシュされ、ゴールキーパーがセーブしたが、こぼれを蹴り込まれて失点してしまう。
ぶっちゃけ、この失点の前には、鎌田が下りてきてボールを受けようとし、味方は鎌田の後ろにマーカーが付いていたので鎌田へのパスをキャンセル、、、他の味方へパスしたボールが鎌田に入り、鎌田はショートパスを繋ごうとしたが、これをまんまと読まれてカットされた所から始まったもの。鎌田のパスミスが失点に繋がったとは言わないが、だいぶ前に巻き戻ってのきっかけと見なされても仕方ないかもしれない。
鎌田は、パスを貰いに来てもワンタッチでバックパスするシーンが多く、鎌田のビジョンはわかるんだが、味方がそれをまだ理解できていないのがアリアリ。
失点後には、右タッチライン近くにポジショニングした鎌田がボールを要求して足元に受けたものの、それもバックパスしてしまい、バックパスが悪いわけでは全然ないんだが、ちょっとね…あまり印象が良くないというか、そういうんじゃない…的な感じではなかろうか。
その後、突然(?)鎌田はペナルティエリア内へ攻め上がるようになり、最前線に入る状況が増え、ゴール前でこぼれを左足でゴール右隅を狙ったシュートはディフェンダーにブロックされ(あれはマウスにおさまっていただろうな…)右からのグラウンダーのクロスにゴール前で合わせたが、これも間一髪ブロックに入られて(ディフェンスに当たってコーナーキックに…)ゴールならず。
後半に入っても、変わらずゴール前へ入っていく鎌田だが、右からの浮き球のクロスに後ろからスプリントして飛び込んだが合わず、、、だがその後にも、コーナーキックのこぼれを拾って逆サイドの味方へ展開したのはイイんだが、ショートになって相手にカットされるというマズいプレーもあった。。。
65分で2枚替えで交替。
もうちょっと時間を与えてくれたら、もっとゴールに迫れたんじゃないかと思うが、、、鎌田に替えて(開幕戦と同じく)ベシーノを投入し、このベシーノという選手も使いたいんだろう。
ベシーノも鎌田と同じように最前線に入って行って、この試合のインサイドハーフ右はそういうプレーを要求していたのかも、しれない。
だけど、この選手、さして特長もストロングポイントも技術もありそうにない選手なんだけどな。。。
1つ、右クロスにゴール正面でフリーでヘッドで合わせたシーンは、ぶっちゃけ、肝を冷やした(!)というか…まぁ、気持ち、わかってくれますよね(苦笑)
幸い(?)にもヘッドも上手くなさそうで、ヒットできずクロスバーを越えてゴールならず。
そんな展開でラツィオはなんとなく攻め立て続けたものの、さして決定的な場面も作れず、0-1でタイムアップ。
おそらく予想もされてなかった開幕2連敗となった。
次戦はアウェイで、昨シーズンのチャンピオンのナポリとの対戦。この試合はDAZNでライブ配信されますので。
ただ、鎌田がベンチでキックオフを迎えても多分、驚かないと思う。スタメンだろうとは思うが。
サッリ監督は鎌田を擁護してくれているように思えるが、チームメイトの信頼を得るために何らか数字や結果が欲しいところだ。