プレス強度や奪い切るチカラを上げるっていうけど、どうやって???
2023.08.12
昨日のスウェーデン戦終了直後、そのようなことを池田監督がコメントしたらしい。プレス強度や奪い切るチカラをチームとしても個人としてももっと上げないといけないと感じた、、、そうです。
まぁ言ってることはわかるんだが、強度って単純に言うけど、どういう強度だと捉えてるんだろう。ガシガシ、ゴツゴツ、ぶつける(ぶつかる)ことっすか???
なんか、スウェーデン戦ではスウェーデン選手に果敢に(?)身体ごとぶち当たりに行って跳ね飛ばされたシーンが続出しておりましたね。
そういう強度を想起してるとしたら、それって根幹的に違ってるんじゃないですかね。筋トレいくらやっても、それ違うと思う。
まぁ、そういうあたりをどう考えてるのか、研究してるのか学習してるのか、そういう気配が見えないんだが、なんか…日本のフットボール関係者(指導者って言ってもよいと思うが)って、変わって(進化して)行ってますか???
毎度いろいろサジェスチョンをいただく身体運動の専門家の先生に今回も早速伺ったんだが、スウェーデン選手の方が「ゆるんでいる」って言ってましたね。
デカいのにな。
「ゆる」んでいると、プレスっていう感じではなく、スッと(日本選手に)寄せて行けるんだよね。複数で。それによってボールホルダーは出しどころも無いし、持ち出しもできなくて、途方に暮れてしまう。。。
ベッカムやスコールズやギグスらが揃っていたマンチェスター・ユナイテッドの頃から(ちょっと古いが…)そういうんだったぞ。もう20数年前だけどな。スッと、あるいはヒタヒタと、、、寄せられて、いつの間にかタッチライン脇に追いやられて、、、っていうのを見ていたく感心した記憶がある。当時は日本はプレス、プレ~ス、、、って言ってた時代。
そういう寄せ方だと疲れもしないし。
だからプレス強度っていうのは、ちょっと違うんじゃないかと思うんだよね。
ちなみに、澤穂希たちが女子ワールドカップで優勝したチームは、詳しくは知らないが(いずれ詳しく伺うつもりだが…)6~7年間「ゆるトレーニング」をやってたそうですよ。
今日では日本サッカー協会(JFA)にしても、そういうこととか考えてるんだろうかね。。。
なお、昨日の敗退からすぐに、強化委員長は単純に池田監督継続をコメント。(そういう時に続投などという言葉は使わないこと…これポリシーな、笑)
何も分析的なことも口にせず(詳細な分析は後で結構なんだが)短絡的にそういうことを言っちゃうところが、まぁ相変わらずの日本仕様、日本人様式だなぁ、と。
そしてJFA会長は2031年とか35年の女子ワールドカップ日本誘致を口にする(マスコミ表現的には意欲を示した、っていうのかな…)っていう、これまた丸っと完璧デフォ仕様だ。
JFA会長らしいっていうか、はぁ~って感じだ。
深い思慮も無く目先に転がったモノにすぐ乗っかる。軽いんだよ。
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