なでしこ、グループステージ突破確定。
2023.07.27
昨夜はマンチェスター・シティVSバイエルン・ミュンヘン、@国立競技場。スタンド、盛況だったね。
前日には日本テレビが空席の目立つパリ・サンジェルマンVSアル・ナスルを地上波ライブ中継して、国立競技場が満杯のこちらを一般ピープルの目に触れないようにするとは、よほどサッカーにアゲインストを演出したいんかね(苦笑)
バイエルンは前日来日のはずだが、かなり動けてかなり驚いた。
で、今夜はインテルVSアル・ナスルが行われるが(@長居スタジアム)「Lemino」で独占無料配信。インテルは昨日、長居スタジアムの隣の長居球技場(ヨドコウ桜スタジアム)でトレーニングしたらしいが、またアル・ナスルは吹田スタジアムでトレーニングした(?)ようなんだが、そのどっちかで行えばイイんじゃないの??? なんでわざわざ、適度なフットボールスタジアムがあるのに、陸上競技場の方で行うんだよ。感覚がわからん。
マンチェスター・シティはこれで日本でのスケジュールを終了し、韓国へ向かう。ソウルでアトレティコ・マドリーと親善マッチを行うが(7月30日 20:00キックオフ)DAZNがライブ配信するらしい。
さて女子ワールドカップは、日本はコスタリカに2-0で勝利し、その後に行われたスペインVSザンビアでスペインが順当に勝利したため、スペインと日本が早々にグループステージ突破を決めた。
コスタリカはスペイン戦のように5バックの守備網を敷かず4バックで来たが、特に何の策もないようで、また、時間が経過するにつれて中盤(ミドルサード)にスペースが空きまくりになり、こうなると日本は楽。
決め損ないが幾つかあった後、左から猶本の左足でのファインショットで先制、続いて右から藤野の見事なアジリティでディフェンダーをコケさせてから角度の無い位置からニアをぶち抜くゴールで追加点。
猶本については、このフォーメーションになってから使い方が無いんじゃないかと思っていたが(実際、テストマッチでは右ウイング=ないしはシャドーに起用していた…)この試合では左サイドだったが、見事に起用が的中した感じだ。
ただ後半になると決定的なゴールチャンスをことごとく決められず、追加点は奪えず。得失点差を稼ぐよりまずは勝利(勝点3ポイント獲得)がプライオリティ…とは言え、相当お粗末。アタッカーにゴールを沈めるスキルが足らない。
普段のシュート練習ではどういうトレーニングをしてんだろうな。気持ちよくシュートを打ってんのかね。トレーニングが内容的に不足してんじゃないか、、、そして相手や状況の中でフィニッシュするイメージやスキルが醸成されていない。
スペインはコスタリカに対して3ゴール奪ってるわけで、少なくとも同じスコアにするっていう強い意志はあったんかね、、、途中出場の選手たち。(責任を負うべきレベルだろう…)
あと熊谷もな、2011年の女子ワールドカップ優勝のメンバーであり、その当時からずっとヨーロッパのトップクラスのクラブでプレーし続けている日本女子フットボールで最高峰の選手だが、唯一足らないのは(ディフェンダーの選手だけれども)肝心な場面でのゴールだな。
その部分(だけ)では熊谷の先輩たちに、彼女を上回っている選手が何人も居るぞ。
スペインVSザンビアの方は、キックオフから10分少々でスペインが2ゴール先取、オイオイ、、、となったが、その後はスペインも少し落ち着いて大量点の雰囲気が減退していってシメシメだったものの、後半の半ば過ぎから加点。そのうち2つはピッチ上ではオフサイドの判定が下されたもののVAR介入でノーオフサイド(オンサイド)と覆され、結局ザンビアに対して日本と同じく5ゴール。
この結果、得失点差でスペインがグループ1位、日本が2位という現状。
グループリーグ最終戦は日本とスペインの直接対決だが、日本がグループ1位で勝ち上がるためにはスペインに勝つしかなくなった。
2戦でグループステージ突破を決めるという言うことない状況を得たわけで、ターンオーバーしてノックアウトステージに備えたいところだが、Round of 16 の対戦相手を睨みつつ、どういうマネジメントをするんだろう。