スポルティングVSベンフィカ、リスボン・ダービーでの守田。
2023.05.24
ポルトガル・プリメイラリーガも今週末が最終節。
先週末はスポルティングVSベンフィカ、リスボン・ダービー。今シーズンのリスボン・ダービーでは守田はケガで戦列を離れていたので、ベンフィカ相手にどういうパフォーマンスを見せるかかねてより関心をもっていたところ。
ベンフィカは2位のポルトに4ポイント差で首位を走っており、負けられない一戦。
スポルティングも、現在4位で、チャンピオンズリーグ出場圏内に食い込むためには勝点3ポイントがどうしても必要な一戦。
守田はウガルテとともに中盤センター。
序盤から攻守にわたって良いパフォーマンスを見せる。守備では相手を潰しボールを奪い、攻撃の起点と展開役に。これを見てベンフィカのジョアン・マリオが、守田にボールが入るとチェックに行くようになってましたね。
試合の方は前半終了間際にスポルティングが2ゴール連取。2-0として後半に入ったが、ベンフィカが当然前へ出てくるわけで、それに対してスポルティングは早めに5バックの最終ラインを敷いて待ち構えるものだから、前線は3トップだし、中盤の数が普通に足らないことになり、守田もウガルテも疲弊させられる展開。
それでも70分あたりまでゴールを許さなかったが、とうとう70分過ぎに失点。
その後、バイタルエリアでゴールほぼ正面からリバウンドを守田がボレーで叩いたが、これはマウスを捉えられずクロスバーを越えてしまった。
この直後に守田は交替。
そしてアディショナルタイムにベンフィカが同点ゴールを捻じ込み、2-2のドローでタイムアップ。ともに勝点1ポイントを積むに止まった。
最終節をベンフィカはポルトに2ポイント差で迎え、スポルティングは今シーズン4位が確定した。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権は獲得できず、、、という結末に。
守田は前述のとおり良いパフォーマンスで存在感も十分だったが(現地映像でも何度も守田を抜いていた…)ま、もうワンランク上がるためには、こうした拮抗した試合の中で決定的な仕事を1つか2つは出すようになってくれたらな…という感じかな。
ミドルシュートでもセットプレーでも、アシストでも、素晴らしいパスやフィードでもイイ。拮抗した試合になるとやや慎重なプレーに終始していて、イイ選手なんだけどちょっとばかし物足らない…(?)的な印象をもつ向きが居なくもないんではないか。
だがスポリティング移籍1年めでレギュラーとしてフルシーズン活躍、チャンピオンズリーグでもヨーロッパリーグでも良いパフォーマンスでを見せ、日本代表でもワールドカップ予選からレギュラー格となってワールドカップ出場、今や中核の存在となったし、充実したシーズンだったんではないか。
さて、来シーズンはスポルティングで2年めを迎えるんだろうか。
中盤センターの相方のウガルテには、イングランドあたりからオファーが届いているような噂がある。
守田も特に(以前から)イタリアあたりで評価が高いが、移籍の可能性はあるんかね。ウガルテが居なくなるとすると、来シーズンもスポルティングかな。。。