アウェイのバルサ戦、後半登場の久保建英は誰もが称賛するハイパーフォーマンスで勝利に貢献。
2023.05.21
バルセロナVSレアル・ソシエダ。バルセロナはリーグ優勝を決めた直後の試合。ソシエダはチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて、先に行われたビジャレアルがアディショナルタイムのゴールで勝点3ポイントを積んだだけに、アウェイのバルサ戦といえども負けられない一戦。
ソシエダは前線をターンオーバーし、久保もオヤルサバルもベンチ。ダビド・シルバはケガでベンチ外。
キックオフから相手ボールホルダーへのプレス・囲い込みと、それを剥がして繋ぐプレーの応酬で見応えある内容。
5分、ソシエダはバルサのビルドアップにプレスを掛けてボールを奪い切り、まんまと先制ゴール奪取。
前半は1-0でソシエダのリードで終了。
後半、ソシエダは早い時間帯で2枚替え。久保建英もピッチへ。
そして中盤で奪ったボールが久保に渡り、囲まれつつもドリブリングで持ち出して、右のセルロートにスルーパスを出す動きから逆サイドの味方へスルーパス、、、その折り返しをフリーのセルロートがフィニッシュしてソシエダ追加点。
久保のドリブリングでバルサの守備が3人引き付けられており、ナイスはプレー。
その後も久保がドリブリングに入るとバルサは3人で囲い込みかかるシーンが何度かあり、間違いなく久保が脅威になっていたことの証左。
惜しかったのは、ピッチに入ってすぐ、久保が蹴った右からのフリーキックがほとんど完璧なファーへのボールだったが、これをセルロートが決め損ねたシーン、、、そしてもう1つ、ゴール正面で味方の横パスをワントラップしてフィニッシュしたが、トラップした分、ディフェンダーのブロックに入られたシーン、、、だが、一貫してハイパフォーマンスで先日のレアル・マドリード、今節のバルセロナと2大メガクラブ相手に勝点6ポイントという最高の結果となった。
残り3試合。追いかけて来るビジャレアルとの勝点差は5ポイント。まずは中3日で迎えるホーム戦だが、チャンピオンズリーグ出場権獲得の4位キープへ向けて、理想的な展開となっている。
ただし、来週末はアウェイでアトレチコ・マドリー戦が控えており(そして最終節はホームでのセビージャ戦)残り3試合を1勝2引き分けで乗り切れば(ビジャレアルが3連勝しようとも)自力で4位以上なんだけどな。。。
しかし、バルサの選手たちとのデュエルにも一歩も引くことなく、ジョルディ・アルバやデ・ヨングやマルコス・アロンソ等とバチバチにやり合う久保にはなかなかに胸熱っすな(笑)
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2022-23シーズン