U-22のベルギー戦(@スペイン)
2023.03.28
今夜のA代表のコロンビア戦は、日本テレビで地上波中継でTVerでもライブ配信されるが、ABEMAではハイライト配信だけ(ライブ配信は無し)のようなのでご注意を。
昨夜(日本時間深夜2:00より)行われたU-22のヨーロッパ遠征第2戦、ベルギー戦。
U-22のドイツ戦(@フランクフルト)
https://kohs-football.com/5560/
日本は先のドイツ戦からスタメンを7人入れ替えてスタート。
序盤、気持ちいいキックでの高速くさびパスを見事にカットされて、そこからあっさり失点。さらに中盤でのバックパスをかっさらわれて失点。
前半は0-2で終了。後半コーナーキックから1点返し、さらに、多くの選手交替をしたベルギーに隙が出来たところ、鈴木唯人がペナルティエリア右からグラウンダーのシュートを逆サイドに沈めて同点に追いつく。
だが、また不用意なパスをカットをされてから勝ち越しゴールを奪われ、2-3で敗戦となった。
日本のフットボールのデフォというか、どうしてもやってしまう(やらかしてしまう)悪癖が凝縮したような失点ばかり。
とにかく、安直に(容易に予測がつく)パスを味方に付けて、奪われてしまう、、、それって大昔はテレフォンパスなんて言ってたような、、、もうとっくに死語、化石後だろうな(笑)
そして、安易なバックパス…だな。ポゼッションを指向するがあまり、条件反射的な(思考停止的な??)単純なパスでピンチを招く。。。
加えて、その後の迅速な対応が実にプア。軽い対応…というだけで片づけられるものでなく、そういう事態での守備ノウハウを日本は指導できないんじゃないのかね。。。
ビルドアップにしても、出すところが無くてコネコネして横パス、バックパス、、、とか。無暗に蹴ればイイ(味方目がけて出せばイイ)っていうわけではないが、またそこで勇気をもって…っていう無謀なハナシでもなく、そういう状況でどうするかを指導したり頭を使う訓練も足らないんじゃないか。。。
それもこれも、なんていうか、日本のフットボールの根幹的な病癖というか、そういうのが露わになった試合だったような印象。
また、前線からプレスを…と日本のコーチは(誰もが)すぐ言うんだが、プレスに連動した全体の動きが無いことにはプレスにもならないし疲弊するだけ。
ちなみにこの試合で0-2だった前半の戦いの中で、前線・中盤のプレスでボールを奪い返して良いシーン・良い攻撃を作れたのは、私が気がついた限りでは4分あたり(その直後に失点)と29分あたりと39分あたりの3度くらいしか無かったぞ。
なお、コーナーキックのボールが抜けて来たところをファーで佐藤恵允がフィニッシュしたゴール、、、ハーフボレーというか、脚を振らないで膝を折り畳んでアウトでキュッと当てる…あれ、私も好きなプレーだったんだよね(笑笑)