グループステージ最終節がスタート、好印象のエクアドルは最終戦を落として敗退…

ABEMAのスタジオゲストに柿谷、オランダVSカタールのコメンテーターはガンバ大阪の東口と、なかなかオツというかディープであった(笑)
エクアドルのグループステージ最終戦はセネガルとの対戦。エクアドルはセネガルを勝点1ポイント上回っており、ドローでOKのこの試合。セネガルのこれまでの2戦の内容を考えても、エクアドルに困難なミッションとは思えなかったんだが…

キックオフからセネガルはエクアドルの選手を捕まえにハイプレスをかけようとする雰囲気が見て取れたが、セネガルは持ち前の味方同士の良い距離間でのパスワークと、大きくサイドチェンジする攻撃を見せかかる。
ところがわずか2分少々で、タッチライン沿いでヘッドでフリックしたボールからセネガルが最初の決定機。これはフィニッシュがマウスを外れてしまったが、その後も立て続けにセネガルはサイドに厚みをかけて縦に仕掛ける攻撃でチャンスをつくり出す。
そうすると中盤でも、セネガルのプレスとインテンシティにエクアドルが押され始める。こうなるとエクアドルの選手間の距離が開いていくんだよね。段々とエクアドルの良いところが消されていく感じ。
前半終了間際、サイドから逆サイドへの折り返しにエクアドルのディフェンス対応が遅れをとってPKでセネガル先制。
後半に入ってエクアドルがコーナーキックから同点に追いつき、ドローで切り抜けるか…と思ったが、同点からわずか数分後、今度はセネガル、、、セットプレーからゴール前に放り込んだボールをエクアドルが人数かけてクリアしようとしたんだが、それを反応良く押し込んでセネガル勝ち越し。
スコアはそこから動かず、セネガルが1-2で勝利。エクアドルを最後に抜いてグルーブステージ突破を決めた。

エクアドルのフットボールに好印象を持っていたんで、ちょっと残念かも。
ただ、ボールポゼッション高く高いレベルで巧みなパスワークを駆使する相手に対して、このセネガルのような必ず人に速く厳しく寄せる、少し時間とスペースがあれば複数人でプレスする、これを絶えず繰り返す、、、っていうのは、スタミナも高い集中力も要求されるんだが、まさにセネガルはそれをやり通し、、、時折こういう攻防が出現することがある。
Jリーグでもあるある、だ。例えば異次元的強さを見せていた頃の川崎フロンターレをこういう展開で倒した試合を2つ3つ挙げることができるし。

エクアドルは、まぁ言ってしまえばこれまでの2戦のような動きとかエネルギーが無かったかもしれないし、前のオランダ戦でかなり使い果たしてたかもしれないし(セネガルはオランダとは初戦で対戦済み)そこは対戦する順番のアヤもあるし、今にして思えばエクアドルとしてはオランダとドローではなく勝ち切っておけばよかったかも、、、とか、ドローでOKってやっぱり難しいよなぁ、、、とかとか、いろいろありますね。

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