コンディションの底だったのか立ち上がりのゴールで余裕もっちゃったか、とにかく終始押されっぱなしでファイナル進出。
2018.08.29
昨夜は、全然訴求ができてない(大事な)ACLクオーターファイナル、鹿島アントラーズのホームでの1stレグは、結果的にはアウェイゴールも許さず2-0勝利。2ndレグに向けて優位に立ったが、でもこの試合、普通に3-0どころか4-0にもできた試合。ゴールチャンスの数でいえば、もっとゴールが生まれてもおかしくなく。そこを日本人選手がとにかく決め損ねるから。ブラジル人選手たちのゴラッソに救ってもらったという内容。
2ndレグはだいぶ間が空いて9月18日だが、ゆめゆめ勝ち上がりを逃すことのないよう願いたい。
さて、本日のタイトルは昨日のアジア競技大会、「なでしこ」のセミファイナルね。
試合開始早々、ディフェンスラインの裏に落としたボールを菅澤がアウトでゴール逆隅へ送り込んで先制。菅澤らしくない(?)と思わず思ったイイ得点。
その直後にも、中盤で奪ったボールを岩渕が素晴らしいスルーパス、ディフェンスラインの外から走り込んだ菅澤がゴールキーパーと1対1になって2点めと思ったが、なんとキーパーに防がれたんじゃなくてゴールマウスを外してしまう(クロスバーを越えてしまう)という、、、やっぱり菅澤だったか、と。
試合直後のインタビューで、決勝ゴールに繋がるヘッドへの折り返しがあったからか、なんか充実感を漂わせてる風な、その逃した2点めのことをあまり反省してる風も感じられなかったが、ありゃイカンでしょうが、決めないと。
そんなこともあったりして、ずっと相手の猛攻にさられせる展開。とにかくこの試合では選手たちの動きが重いし反応が鈍いし、ちょっと普通ではないパスミスや相手へのプレゼントボール盛りだくさんで、ハンディキャップマッチを自ら課してんのかという内容。ダンベルでも身につけてたんか???
とにかく決定的なピンチも数多かったんだが、なぜか決められそうな感じもなく、このまま終わるかも…と思ってたら後半も半ば過ぎ、中盤でのボールロストから日本の右サイドを縦に持ち込まれ、右サイドバックの清水がチェックに行ったものの、あまりプレスもかけられてない状態からクロスを上げられ、中央は相手1枚だったのに、センターバックの1枚と左サイドバックの絞りで対応しようとしてたら、その裏からドフリーでヘッドを合わせられてとうとう失点。その選手には中盤左の長谷川が戻ってきていたが、遅くて間に合わず。中盤でのロストからのクロスなんで、中盤前めから戻ってくるのはタイヘンではあるんだが、もっと必死で戻らないとなぁ。ま、それでも間に合わんかったかもしれんが。
それより、センターバックのもう1枚はどこに居ったのか、ビルドアップに上がっていたのか(中盤センターが全然機能してないから、それ自体は悪くないんだが)とにかく謎の戻りで。。。
その後の選手起用を見ていても、コンディションのよくない選手が居たのかもしれないが、まったく効果的でないと見えた選手交替枠も全て使い切った中で、右サイドの清水からファーの菅澤へのクロスをヘッドでの折り返しから決勝ゴールが転がり込んで来て、辛くも勝利。
…という試合でありました。
もうちょっと守備対応力を向上させないとイカンと思うが(いつまでも熊谷とかの個人能力頼みでなく…)それはデュエルとかいう部分ではなく、個人守備戦術・スキルのことなんだが、あまりそういう部分への重要性を考えてないのかね、指導者というかコーチングスタッフ。。。それとも指導の知識やスキルが無いのか???
ファイナルは明後日8月31日の日本時間21:30キックオフ。
今夜は男子(U-21)のセミファイナル。日本時間21:30キックオフ。
おお、そういえば、3日前のU-20女子ワールドカップ「優勝報告会見」でJFA会長の挨拶の中で、アジア大会ではフル代表がクオーターファイナルに進出したばかりだし…的な部分があったんだが、あれって男子と間違えていて、その時点でセミファイナル進出だったんだけどな。耳にした瞬間、違げぇよ、、、ってツッコミましたよ。
近年の(歴代)JFA会長と違って、女子の普及には積極的でないとの評判の現会長、そんなところにもっと繊細でなきゃイカンっすね。