U-23アジアカップ初戦、早い時間に先制も数的不利を凌いでの辛勝。
2024.04.17
中国との初戦。8分、右サイドで落とされたボールを山田楓喜がワントラップ、あーワンタッチプレーのチャンスだったのに…と思ったが、次の瞬間クイックなキックで速いクロスをディフェンスラインの裏に落とし、松木が抜け出してボレーで合せて先制。
ところが16分過ぎ、西尾がぶつかってきた相手に報復のエルボーをかましてしまい、VARの結果一発レッドに。
あれは数試合出場停止になるだろうな…
残り約80分間、日本は1人少ない戦いを強いられる。
ベンチの対応としては中盤の山本理仁を下げてセンターバックを入れたんだが、1トップの細谷がもっとポストができるなりワイドに開いて受け手になってくれる意図だったのかもしれないが、あんまり、、、結局(65分過ぎの佐藤恵允や藤尾の投入は常套手段とは思えたが、細谷から内野航太郎の交替は90分…)もうちょっと早い時間帯で前線に手を入れてもよかったんじゃないかと思ったが。。。
ま、中2日が続く日程で選手の起用方法についてもビジョンがあるんだろう、、、佐藤恵允のパフォーマンスも試合勘の問題なのかやや不安を感じる印象もあったが。実際、少なくとも直ちには平河の方が計算できる感じだな。藤尾と平河を(同じクラブの前線コンビなんだし)同時にプレーさせた方がイイんじゃないか、、、という向きもあるだろうが、確かにそうとも思える部分もある。
あと、数的不利のシミュレーションもしていたと試合後に選手たちがコメントしているが、その割にはミドルシュートの距離(位置)で相手のシュートコースを消すなり距離の取り方なりが疑問に感じるシーンが何度もあり、クロスバーに救われるシーンもあれば裏抜けされてゴールキーパーの小久保玲央ブライアンのファインセーブに救われるシーンもあり、あんまり数的不利の戦い方がシミュレートできてる感じはしなかったけどなぁ。
日本は最終盤までシュートに持ち込めるシーンが作れず、カウンターからの追加点は望むべくもなく、、、失点は免れて1-0でタイムアップとなった。
まぁ勝点3ポイントが必要な試合であるからしてOKなんだが、もうちょっと見る所があって欲しかったのは率直なところ。
次戦のUAEだが、UAEは韓国相手に引きこもった戦い方で(1-0で韓国勝利)なにやら日本相手にはプランがあるそうだが、同じような戦いでカウンターを狙ってくることは間違いなく、取りこぼしはできないところだ。
カテゴリー:2024ナショナルチーム(日本代表)