必ずサイクルというものが有る…長め短めの違いはあれど。
2024.01.28
何気にバルセロナVSビジャレアルをDAZNで視ておったら、ホームのバルセロナが1点ビハインドで後半に入って追加点を奪われて0-2とされたものの、その6分後から10分ちょっとの間に3ゴール奪って3-2と逆転。
残りまだ20分はあるものの、普通ならこれでバルサが試合をコントロール…と思うんじゃんか。
それがそれが、なんと。。。
ビジャレアルのゲデスに右45度から豪快に決められて同点、、、これが84分の出来事。
それでも(悪くても)そのまま3-3のドローで終わらず、アディショナルタイムに逆転、さらに追加点まで奪われて、なんと3-5のファイナルスコアというド派手な負け方。
この両者の対戦は今シーズン、ビジャレアルのホームで行われた試合でも序盤にバルセロナが2点リードし、前半の内に2ゴール、後半に入って早めの時間にもう1ゴールとビジャレアルが3-2と逆転したんだが、まだ残り時間が十二分にあった中でアウェイのバルセロナが2ゴール奪って4-3で勝利をおさめた、、、という試合もあったんだが。
それを上回るド派手な(言い方を変えれば大味な)試合となったわけ。
ま、追加点を奪いに行った、、、という要素はあるが、それにしてもバルセロナの試合内容、パフォーマンスにシャビ監督のサイクルの終わりのようなものを感じたと言うと大袈裟か。。。
観ていてもバルセロナの守備システムがボロボロになってしまっており、最終ラインの前の守備組織が酷いし、サイドバックの守備も良くないし、守備だけでなくそもそも中盤の構成力そのものが、これがバルセロナっすか…的な印象で観ていた次第。
攻撃だって右ウイングのヤマルが再三起点になってビジャレアルのゴールに何度も迫って行ったが、見るからにバランスの悪い連動となっているしな。
もっともバルセロナにはこういうシーズンが定期的にやって来て、そこから(あたかも)リボーンして行くんだが。
昨日エントリーしたクロップ監督退任発表と同様に、この試合後にシャビ監督が今シーズンでの退任を試合後のメディアブリーフィングで自ら発表。
一昨シーズン途中に就任し、昨シーズンはリーグ優勝を遂げたんだが、少し早めのサイクルの終わりか。それとも、サイクルが終わったバルセロナを昨シーズン4年ぶりのチャンピオン奪回を果たして一矢報いた形か。後者の方だったかもしれんな。
Jリーグのクラブはそういうサイクルの見極めなり分析というか(ある意味)思い切りが、とっても遅れている、いまだに出来ないというかヘタクソな事案が多いよね。