鎌田、残念ながら前半だけのプレーに終わる…
2024.01.08
セリエAの年始初戦、ラツィオはアウェイでウディネーゼと対戦。鎌田はルイス・アルベルトの離脱で年末の試合に続いて2試合連続スターティングラインアップに名を連ねたが、残念ながら前半で交替。
左からのクロスがペナルティエリア内に入っていた鎌田にドンピシャで来たが、鎌田のヘッドはフィニッシュする態勢(準備)にあったのかちょっとわからん感じでクロスバーを越えてしまった。
多分ピッチの上を漂っていた、と表されるであろう印象のパフォーマンスで、こういう場合はぶっちゃけイタリアでは、ピッチの上で〇〇だった、、、などと書かれることを何十年も前から我々は知っている。
批判も多いが擁護する向きも結構あっただけに、うーん、残念な感じだなぁ。
印象良くないのは、ヘッドをマウスに飛ばせなかったシーンより、前線から戻ってきてボールを受けてワンタッチでサイドの味方へはたいたがミスキックとなり相手にボールを渡すことになったシーンだったり、中盤でボールを受けてワイドに開いている味方に付けたパスが不思議にもタッチラインを割ってしまうパスミスとなったシーンだったり。
コンタクトプレーでの強度も足りないシーンが幾つもあったり。(それでデュエルに強く行ってイエローを貰ったりした…)
状況は厳しいな。。。
移籍が決まらず時間なく合流していたシーズン序盤の方が、まだずっと良かった印象すらある。。。
ところで、ウディネーゼのホームスタジアムは今やフットボール専用スタジアム。
セリエAが今で言うイングランド・プレミアリーグのような存在だった1990年代、ここはウディネーゼ市の所有する陸上競技場だった。スタジオ・フリウリってね。1990年のイタリア・ワールドカップの会場でもあった。
そこで中田英寿とかが奮闘してゴールも決めたりしたんで、所縁があるというか印象に残っている陸上競技場だった。
それが2010年代に入って、ウディネーゼが市と話をつけて99年間(だったっけ…)所有権を取得してフットボールスタジアムに改修した。
キャパシティは4万から2万5000にダウンサイジングされたが、映像で見るとおり実にイイ感じのフットボールスタジアムとなっている。
日本のクラブも自治体とそういう話をつけてこういう整備をせぇよ…と思いますね。
セレッソ大阪くらいだろ、自治体と話をつけて球技場(長居球技場)を改修して2万超の天然芝のフットボールスタジアム(ヨドコウ桜スタジアム)に改修したじゃんか。長居公園の施設は大阪市の持ち物だからね、市と上手く話を付けたもんだと常々感心してきたところだ。
人工芝だった球技場を(長居球技場は元々アメフトで使用されてましたね、アメフトは今や巨大陸上競技場である長居陸上競技場へ追いやって??…)天然芝ピッチにしてスタンド改修・増設したものなので、陸上競技場を改修したのとは違うが、それでもね。
そういう芸当を他のJリーグのクラブもどんどんやって欲しいものだ。