日曜日のJリーグでキックオフ直後にPK→一発レッドが2試合の件。
2010.07.27
日曜日のJ2で、キックオフ直後に縦ポンで走り込まれ、ファウルを取られてPK、、、しかも一発レッドが出された試合を2試合連続で見た。
まずは16時キックオフのコンサドーレ札幌VS横浜FC。
縦ポンにペナルティエリア内に走り込まれてコンサドーレ札幌のディフェンダーが慌てて身体を寄せたところファウルを取られPK、、、ディフェンダーに一発レッド。
これはちょっと厳し過ぎないか。ファウル自体が微妙だったところであるし、まだゴールキーパーもいたのだから仮にファウルとしても一発レッドはないだろう。
ワールドカップのファイナルで試合を壊さないように苦心していたレフェリーのパフォーマンスを、この試合の主審は見てないのか? 幾らなんでもこれじゃあ試合ぶち壊し。私がもしレフェリーだったら流しますね。ノーファウルということです。
続いて18時キックオフの柏レイソルVSジェフ千葉。
こちらは縦ポンにゴールキーパーと1対1。柏レイソルの菅野(すげの)がジャンプしてブロックしたまでは良かったが(ノーファウル)相手フォワードとの距離が短すぎたので、そのまま勢いついてジャンピングニーアタックの形になってしまった。
ゴールキーパーが膝を上げてジャンプするのは定石だし、相手選手からボールが離れてしまっていたけれども、これは菅野には気の毒だが決定的な得点機会阻止ということで一発レッドが妥当だろう。
今年のプロ野球のオールスターゲームは第2戦が新潟で開催されたのだが、朝日新聞の論説委員が「新潟にプロ野球球団を」と書いている。この論説委員は熱烈な野球ファン、野球フリークであることは、もう十数年前から明白。それは全然構わないのだが、野球以外の「論説」をほとんど書かない。書いても実に的外れで奇異な感すらする内容。もっとも野球についての「論説」でも、ぶっちゃけライトファン程度の趣がアリアリなのだが。本当に単なる野球好き、って感じだ。
で、その「新潟にプロ野球球団を」と主張するのも結構だが、プロ野球の球団に一体どれくらい金がかかって(かかり続けて)どれくらい膨大な赤字補填が必要で、プロ野球が一体どういうビジネスモデルで、今やプロ野球がどんな行く末なのかということを、この論説委員は多少なりとも承知しているのだろうか。
そこを素っ飛ばして、こんなつまらない稚拙な「論説」を、ちっちゃなコラムとは言え(あ、この論説委員のコラムは実はそんなにちっちゃくない。社内ではきっと「実力者」なんでしょう)読む価値がない。
ところで、アルビレックス新潟は近年では4万人の観客が集まらなくなっているが、ま、スタジアムがオープンして10年も経てば落ち着いてくるということもあるし、それよりも背景として大きいのが駐車場がなくなった(少なくなった)ことだと何年も前から聞いている。
プロ野球オールスターゲームを行ったベースボールスタジアムができる前は、そこを臨時駐車場にできていたのだが、地方では駐車場がないと人が集まってこられないわけで。完全に車社会だから。
そう言えばアルビレックス新潟の社長、何年か前にフットボール専用スタジアムを持ちたいって言っていたけれど、その後どうですか?