遠藤航、イングランド・プレミアリーグで初めてのフル出場…

ヨーロッパリーグではスタメン・フル出場があったものの、イングランド・プレミアリーグではスタメンもこれまで一度だけ(途中交替)の遠藤航。
先週末のホームでのブレントフォード戦でスタメン、そして3-0に勝利したこの試合で遂にフル出場を果たした。
そのパフォーマンスについては現地でも、そして中継を観ていた日本でも賛否が大きく分かれているようで。
ま、イエローを貰っている上に、後半にボールタッチが大きくなって激しいクロスプレーとなったシーンで競り合った相手が痛んだこともあって、あれはイエロー2枚めだろうという声も多く、ぶっちゃけ印象がちょっとね。
現地のサポーターもいろいろいろいろ煩い(苦笑)

ま、遅いという意見は多く見えますね。ドイツではもっとガシガシ行ってたろう、、、とかもね。
だけどさ、リヴァプールのフォーメーションは中盤底1枚なわけで、ガンガン行ってスカスカにはできんしな。ましてやリヴァプールは周囲も前へ前へ行っちゃうチームだし。
そこで重要なのが読みになってくると思うが、読みったってヤマカンじゃないわけで、リヴァプールのシステムをなお理解して体得して、味方がこう行くと相手はこうなるという理解・洞察の上での読みですね。それには普通に時間がかかるのは当然。
そこら辺に関連して、遠藤は2ボランチ(中盤底2枚)でより機能する効果的になる選手なんだよ、、、という意見であれば、的確な意見と思いますが。

ま、味方もさらによくボールを付けてくれるようになっているし、そこからの遠藤の展開も悪くはないんで、そこは今後も楽しめるんじゃないか。ま、繰り出すパス、ボールのクオリティなりクラスがね、、、これは急激にアップグレードしてくれることを期待したい。
よくあるシステムの一貫だが、アンカーが最終ラインの真ん中に落ちて3バック(可変システム)になっているシーンもあったと思うが、あれを見てちょっと胸アツになったりもしたんだが(笑)
最初のボールタッチがイマイチ(大きくなる)なのは、これはまぁ遠藤の仕様かなぁ。自身でそこを見越しての次の次のプレーを磨くしかないよね。

…というわけで、全体的に賛否(それも否と、悪くなかったというくらいの賛と…)がこんなに分かれるほど悪い内容でもパフォーマンスでもなかったと私は思いますが。
遠藤の良く見えなかった(悪かったorやられた)シーンはわかりやすい…良いプレーはちょっとわかりにくい、、、っていう不利なこともありますね。

もっとも冬の移籍ウインドウで、モダンなアンカーのできる新しい選手をリヴァプールが獲得するようなことがあると、厳しくはなるよね。折しも遠藤はアジアカップで丸々1ヶ月間不在だし。その間もプレミアリーグはどんどん日程消化されて行くわけだしな。
まぁ、相当な移籍金を投入して獲得して4年契約を結んでいる選手なんで(そして年齢的にも転売は難しいし…当然それも承知で獲得してるわけだし)全く出番が無くなるということはなく、それでも使うとは思いますけどね。

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