海外でプレーする選手がJリーグでプレーする選手に早期の海外移籍を勧めるのは結構なんだが…
2023.07.11
そういう助言というかアドバイスをしてくれるのは、普通にたいへん結構なこととだと思う。ただ、不用意に(←あえて不用意という表現を使わせていただくが…)日本のメディア(特に旧メディア)の取材でそのまんまコメントしちゃうと、それがJリーグ下げになってしまっていることにも、もうちょっと繊細に、気を遣って欲しいな、、、というのは率直なところありますね。
ヨーロッパでプレーする選手が、選手同士の会話としてそういう助言というか進言をするのは普通だろうが、助言を貰った選手がメディアに(そう勧められた、などと…)ポロリしちゃうのも、それに準じた感じかな。。。
そっちはまだ不用意レベルが低次とは思うが。
Jリーグが国際的に(より言ってしまうならばヨーロッパの)育成リーグ的存在となってしまうことは、これは何十年先になったところで何らか変化や変容があるかもしれないが、とりあえず我々が生きているうちには仕方がないことなんで。
だけどそこでですね、いかにもJリーグの存在意義が無いような、、、Jリーグなんて、、、みたいな(安直な、ないしは的外れな)逆風は日本フットボール界として避けなくてはならないし、そこに論理性や合理性をもっと形成しなきゃいけないと常々思っている。
あるいは同時的(並行して)フットボールは真に超絶グローバルな競技であって、日本がどうの…とか、ヨーロッパで云々…とか、そういう次元におさまるものでもないっていうこと。
日本人にはそこが全然わかってない(知らない)んでね。
日本と世界との対比だけで考えてちゃ、話は始まらないわけだ。
で、Jリーグもだな、そういう文脈なりビジョンの中で、いろいろ規制緩和を早期に施すべき点が多数あるんではないのか???
秋春制移行にばっかり専心しないでな、、、どこの(誰の)忠犬やってんだよ、、、ってもんだ。なんか結局、先進性なり先取の風であった風な(30年前は…)Jリーグも、今やすっかり日本の悪しき沼にドップリ…ってな感じだもんな。
アジアマーケットとかもし考えてんなら、Jリーグがアジアから地球的かつグローバル性の「ハブ」になるような(幸いにも国際的に日本のフットボールは人気があるわけだし…)そうするしかないし、そのための施策を的確かつ漸次ないしは順次打っていってくれないと。
そういう舵取りができる人材は日本フットボール界隈には居ない(もしくは、そういう人材は排他的に扱ってしまう)ようだけどな。