日本がグループステージ敗退したU-20ワールドカップ、残すはファイナルと3位決定戦…
2023.06.10
ほとんど気にされてないかもしれないが(ディープなフットボール・フリークを除いて)U-20ワールドカップのファイナルはウルグアイVSイタリア、3位決定戦はイスラエルVS韓国という2戦が明日(6月11日)に行われて閉幕する。
そう、1人少ない10人で戦いながら日本を逆転して蹴落としたイスラエルがセミファイナルへ進出しておったのだ。
しかもクオーターファイナルでブラジルに延長戦で決勝ゴールを捻じ込んで3-2と劇勝。
そこまでの展開も凄くて、スコアレスから後半に入ってブラジル先制、すぐにイスラエルが追いついて1-1で延長戦に、、、延長戦に入ってすぐに勝ち越し、、、これで終わりかと思うじゃん…だがすぐになんと2-2に追いついて延長戦前半アディショナルタイムにイスラエル勝ち越し。
延長戦後半にイスラエルにPKが2本あったりしたんだが、ブラジル相手に逃げ切り。
イスラエルはブラジル戦の前(Round 16)にはアジア代表でもあるウズベキスタンにも1-0で勝っておるんだよね。
そして韓国も2大会連続のベスト4進出。
ま、アンダーカテゴリーの大会で(世界大会とはいえ)一喜一憂するものではないが、しかし各国の試合や戦いぶりを見ていると、いかにも日本は貧弱というか周回遅れの感すらありはしないか???
そしてコーチングスタッフも選手たちも、もう何年同じコメントなんだよと。
選手からは、思わぬリーチの長さに云々とか、間合いが全然違う云々とか、世界と戦う経験が足りない(足りなかった)とかいう話にすぐ集約するんだが、そんなんいつまで言ってるんだと。
海外遠征で強化・経験することができなかった、、、という話にもなりそうだが、U-20の各国がそんな海外遠征してますか…と。
じゃ、日本国内での環境が云々と言ってきそうだが、そうやって日本国内のフットボール環境やレベルみたいなのをディスルのも止めれ!! と思いますね。心底。
監督やコーチングスタッフも、なんか近年は潔く自分の責任だとか自分の力不足だとは先に認めちゃう傾向にあるようだが、なんか根本的に違うんじゃないか。
そりゃ(不適切な表現になるかもしれないが)「たかが」アンダー世代(の大会)だよ。
だけどね、日本の監督やコーチングスタッフに(アンダーカテゴリーの限らず)近年流行りなのが、選手たちを試して見たかった…とか、ピッチ上で選手が自分で判断するチカラ…とか、なんかモットモらしい発言。
ええ、選手が自分で判断したり決断したり、解決しなきゃイカンのですよ。だけど、それをイイことに逃げてないか???
いわゆる、選手へ丸投げ…(笑)
いや、そういう部分は選手の「自主性」で行くとしても、じゃ、その上に戦術とかシステムとは言わないが、何か付加するんか(できてんのか)ってことでしょ。
何かしてます??? 何にもしてなくないか???
…ちゅうことですよ。
人材不足も甚だしいな、日本のフットボール。。。
選手じゃない、選手は個々にチャレンジしステップアップして行こうとしている。
選手たちを取り巻く環境のことだ。