本間至恩、トップチーム出場2戦めで途中出場1分で初ゴール、続けてアシストで逆転勝利に貢献。
2023.06.05
昨年夏にアルビレックス新潟からクラブ・ブリュージュへ移籍した本間至恩。
https://kohs-football.com/4440/
もっともセカンドチームでプレーしておったんだが、プレーオフ(残り2試合となった)前節アディショナルタイムにトップチームで初出場。昨日の最終節でユニオン・ユニオン・サンジロワーズ戦に0-1でビハインドの状況で87分過ぎにピッチへ。そしてその1分後に左クロスを味方がヘッドで落としたボールをディフェンダーの圧力を受けながらもネットに突き刺してヨーロッパ移籍初ゴールを記録。
続いてその2分後、相手コーナーキックのこぼれからのカウンター、、、味方が左の本間で付けてくれたボールをハーフウェイライン越えた辺りからドリブリング、右アウトでイイ回転のラストパスを送り逆転ゴールに。
実はユニオン・サンジロワーズはこの一戦にシーズン優勝がかかっており、前節終了時点でアントワープが首位、2位がサンジロワーズ、3位がヘンク(ゲンク)という順位。
この最終節はアントワープとヘンクが直接対決で(もちろん同時キックオフ)前半終了間際にヘンクが先制、この時点で首位はヘンク。
後半早々にサンジロワーズが先制、この時点でサンジロワーズが首位。
その後アントワープが同点に追いつき、さらにその後ヘンクが勝ち越したが、この時点でもサンジロワーズが首位。
クラブ・ブリュージュは本間が同点ゴールを決めたが、これによってヘンクが首位、サンジロワーズは2位、3位がアントワープ。
後半アディショナルタイムにクラブ・ブリュージュが本間のアシストで逆転してヘンクが首位、2位はアントワープに。
後半アディショナルタイムのどんでん返しはまだ終わらず、アントワープがヘンクに追いつき、これによりアンワープが首位に。
…ここでタイムアップ。以前のJリーグも顔負けの時間差・時系列で刻々と入れ替わる(しかも最終盤~アディショナルタイムで)激熱展開の末、アントワープ優勝で幕を閉じた。
ユニオン・サンジロワーズは昨日、三笘やウンダブを擁してレギュラーシーズンでは1位だったんだが、プレーオフで逆転されて2位で終えており、今シーズンは逆にプレーオフで1位を奪ったんだが土壇場で優勝を逃す結果に、、、そればかりか、3位転落でチャンピオンズリーグ出場権も失う結果に。
サンジロワーズには町田浩樹がプレーしており、町田にとっても実に悔しい結果となってしまった。
それを阻んだ(それもピッチへ入ってわずか3分間で…)のが本間…ということになった。。。
本間がピッチへ入ってすぐ、味方が本間にボールを付けてくれ、そのリターンもピシッと再度付けてくれ、ボールを渡してくれているのが嬉しかったね。
残り時間ごくわずかの状況で、セカンドチームに居た選手に、だぞ。
もっとも本間の初ゴール(同点ゴール)が決まった瞬間、味方選手たちがなんだか(私の気のせいかもしれないが)「?」な感じだったのが笑えた。え?決めちゃったの??…みたいな(笑)
ワールドカップ・アジア最終予選で、ワールドカップ本大会出場を決めたアウェイのオーストラリア戦で、三笘のゴールで先制し、そのままでよかったのに三笘が一人で持ち込んで追加点を決めた時、、、みたいだったかね(笑笑)
ま、それはともかく(笑)本間にとっては来シーズンにつながるゴールだったんじゃないか。
来シーズンはトップチームでの活躍を期待したい。
なおこの試合、公式記録上88分から出場した本間がMOMだそうだ。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2022-23シーズン